2019/10/10
山田 陽介
中学生の通知表の見方(●^o^●)
明日で各務原地区の中学生は前期が終了します。
つまり、前期分の通知表が渡されます!
(すでに3者懇談で聞いている人もいますが)
そこで、通知表についてちょっとまとめておきましょう!!
中学生の通知表は、1~5の5段階でつけられます。
1年間で、前期・後期・学年と3つの数字が付き、学年の内申点を受験では使用します。
受験では、1年~3年までのすべての学年内申が必要で、3年生は2倍計算となります。
各高校において、使用の割合は違いますが、30%~70%となっています。
では、実際に1~5の数字がどのようにつけられているかですが、
現在は「絶対評価」として、他の生徒との比較ではなく、
その子個人としてどれくらいの評価であるかという観点でつけれらます。
しかし、結局のところ、その絶対的評価基準が明確ではない事や、
各教科担任や学校で評価の基準が違って、1や5に偏ってしまうことを避けるためか、
ある程度の割合で1~5が付けれています。
以下のものは、教育委員会から発表されている
昨年の受験生による教科別評定度数分布表です。
主要5科目と言われる英・数・国・理・社では、
5が付く生徒が10%以上になり、
3が付く生徒が半数以下となります。
全体的に、評価が分かれる分布になっています。
定期テストはもちろん、
授業態度や提出物など様々な観点の要素が必要です。
しかし、実技4科目と言われる音・体・美・技家は、
5が付く生徒は1割もおらず、
3が付く生徒が過半数です。
全体的に、評価が真ん中に偏る分布になっています。
また、定期テストの点数であっても、
実技4科目は、点数が高い=良い内申とは限りません。
授業内での実技の力も大きく関係する様です。
そして、今日一番お伝えしたいのは、
「3は真ん中ではない」という事です。
4と2を比べると、人数は4>2となります。
5と1を比べると、人数は5>1となります。
実際に国語において見ると、
4と5の生徒は、31.6%
1と2の生徒は、22.6%
となります。
つまり整数では、3が真ん中ですが、
すべての科目で3が付いている場合、決して真ん中ではないと認識する必要があります。
実際に、長良高校や各務原西高校にはオール3で受験するのは厳しいというデータがあります。
商業科でトップである県岐阜商であっても、オール3で受験するのは厳しいというデータです。
内申点は、一度決まったら変更はありません。
今から出来ることをきちんとやり評価を受ける様にしておく必要があります。
GKの進学塾では、中1から内申指導も行っています。
10月末をもって中学生本科コースは締切とさせて頂きます。
ご希望の方はお早めにお問い合わせください!