2023/01/16
宮本 晋佑
中学生の数学の大事さ#
小学生の算数と中学生の数学は、
名前が変わるだけでなく、
内容が一気に難しくなります。
内容が難しくなるだけでなく、
各学年で、内容がつながっているので、
1年生でわからないままにしておくと、
その先の2年生、3年生、高校生になっても
わからないまま進んでしまうことになります。
ということで、
中学1年生の内容が最も重要であると言えます。
数学は「積み重ねの科目」と言われ、
中1の内容ができないと、その上に積み重なっていかず、
わからないことだらけになってしまいます。
①正負の数
中1で一番最初のやる単元です。
小学生までにはやらなかった、マイナスが出てきます。
このマイナスの計算ができないと、
この先の数学はすべて解けなくなります。
②文字を使った式
数学と算数の一番の違いです。
数学は、文字で計算していきます。
文字の概念をしっかり理解しておく必要があります。
数学的な見方・考え方は、
文字を使って考えることであり、
その基本は中1でしか習うことができません。
③方程式
数学で使う文字は、
どんな数字かわからないときに、
とりあえず文字で計算していくものになります。
その文字に当てはまる数字を求めることを
方程式を解くといいます。
これはもうすでに、
②の文字を使った式がわかっていないとできません。
これが数学が積み重ねの科目であるということです。
塾に入るのは、勉強についていけなくなってから。
と考える人も多いですが、
それでは遅いことが多いです。
ついていけなくなってからではなく、
先に進んでおくことが、勉強のコツです。