2022/01/11
宮本 晋佑
中学の宿題について#
現在の小学生に向けて、
中学生になると、宿題はどうなるのかをお伝えいたします。
まず覚えておいていただきたいのは、
中学校から、「これをやりなさい」という
明確な宿題は、出ません!
ということは、
自分でやることを見つけて勉強する子と、
宿題がないからといって何もしない子で差が開きます。
宿題がない中で、何を勉強すればよいのかとよく聞かれますが、
中学校の家庭学習では、
学校の授業の予習と復習が必須になります。
その中でも、特に数学と英語です。
そもそも予習なんてやる必要があるのか、
と思う方もいるかもしれません。
学校で習うことを前もってやっておくなんて変ですね。
中学で習う内容は、小学校と比べると難しく、
スピードも早いです。
また、先生が横に付いて細かく教えてくれるなんてこともありません。
なので、自分で教科書をある程度読んで、
その中で理解できないと感じたところを中心に
学校の授業をしっかり聞いて理解します。
さらに、学校で実際に習ったら、
それがちゃんとできるようになっているかの
復習も家でやらなければいけません。
全科目できるのが理想ですが、
数学と英語だけは、
「積み重ねの科目」なので、
1つつまずくと、そこから先が
ずっとわからないままになってしまいます。
数学と英語だけは、予習と復習をしっかりやりましょう!!
ここまでをまとめると、
①予習をする(自分で教科書を読んで理解する)
②学校の授業を聞く(予習でわからなかったところを中心に)
③復習をする(学校でやった内容の問題を解いてみる)
これを毎日繰り返します。
ただ、この予習がとても大変です。
復習をちゃんとやっていたら、
予習をやる時間がなくなってしまいます。
だからこそ塾で予習を行い、
日々の勉強は復習だけしっかりやることで
時間をうまく使うことができます。
中学に入ってから、
こんなに大変なの!?とならないように、
早めに準備をしておきましょう!!