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定期テストが終わると、面談の時期がやってきます。

その面談では、期末テストの結果の確認や最近の様子、受験校の相談をさせて頂いています。

その中でもよく出てくる話題が

「テスト前は校舎OPENで土日に塾へ勉強しに行ってくれるのでいいんですが、

　テストがおわると、ひたすら家でダラダラしているんです。（怒）」

たぶん多くの方が同じ様に思われたことがあるのではないでしょうか？

理想を言えばきっとこんな感じなのでしょう。

「日頃から毎日遅くまで勉強に取り組んで、むしろ体を壊すのではないかと心配します。

　テストが終わっても満点じゃなかったからと、テスト前と変わらず勉強し続けているんです。

　こんなに頑張っていて大丈夫なのでしょうか？」

私も10年以上塾講師をさせて頂いていますが、残念ながらこのような言葉を聞いた事はありません(^-^;

むしろ、そんな生徒がいたら、本当に心配してしまいます。

実際、先生や親の期待を背負い、無理して頑張る子ほど突然爆発してしまうことが多いからです。

不登校になったり、自傷行為に走ったりと、それまで我慢してきた分の反動が大きいのが原因です。

実際、私自身も子供のころに年中毎日勉強したことはないと思います。（していたという方がみえたら申し訳ありません。）

実際塾に行って勉強しているこの割合も、この30年でだいぶ増加しました。

1985年の中３通塾率は47.3％と過半数に満たなかったのが、2000年以降は60％を超える数字となっています。

つまり、今の子供たちは昔より勉強する傾向にあるのは事実なのです。

その中で、GKに通って頂いている生徒の皆さんは、

テスト前には平日土日関係なく毎日のように勉強に来て、カリキュラムを組まれて、テストして。

部活があれば、終わってからすぐ塾に来て勉強して。

よく頑張っていると思います。本当によく頑張っていると思います。

対大人であっても、叱責やマイナスの言葉ばかりではモチベーションも上がりません。子供も同じです。

さらにこうした親からの言葉は、子供にこんな印象を少なからず与えます。

「僕はダメな子なのかな」「出来ない子なのかな」「イケない子なのかな」

さらには「愛されてないのかな」「必要ないのかな」「いなくなってもいいのかな」

そんな事をまで思うのかは人によりますが、少なからずその傾向はあります。

人は認めることや共感されることからでないと、話を聞こうとはしないものです。

ましてや親から認められなければ、どうしたら良いのでしょう。

やはりまずは褒めてやる、認めてやることからスタートしましょう。

その上で一緒に改善案を考えればよいと私は思います。