2019/06/05
吉田 一平
どうして点数を取るのか。
定期テスト対策真っ最中の高富校は、毎日高校生と中学生で溢れかえっています。
高校生はテスト真っ只中、中学生は早いところで来週にはテストがあります!
最後まで、細かなとこまで対策しきりましょう!
さて、テスト対策をし日々勉強に励んでいる生徒達ですが、
先日授業前に、「どうして点数をとるのか」にという話をしました。
結論から言えば、
「将来のため」
これはまっとうな意見ですし、私もそうだと思います。
点数が無ければ、受験で成功しなければ、開かれない道もありますし、
そのために頑張るというのが、一番の理由だと思います。
しかし、生徒達自身はそう思えるでしょうか?
少なくとも、私自身中学校の時は(もしかすると高校生の時も)自分の将来の夢は見つかっていませんでした。
私と同じように、将来の夢をしっかりと持っている生徒は少ないのではないでしょうか。
また、見つかっていたとしても、点数を取ることがそれを実現するためだと思えている生徒は多くないと思います。
では、なんのために点数を取るのか。
私なりの結論は、「うれしいから」です。
生徒は良い点数を取ると
「先生!見て見て!こんな点数取ったよ!」
と笑顔で報告してくれます。
どうせテストをするなら、こんな思いをしたい。
それだけで点数を取る意味はあるのではないかと思います。
自分がこれだけ頑張ってきたから良い点数が取れた、私の頑張りは間違いじゃなかった
自分がこれだけ苦労してきたから良い点数が取れた、私の苦労は間違いじゃなかった
点数は、自分の努力を測るものさしです。
だからこそ、うれしかったり悔しかったりします。
中学校3年間の中で、生徒達は点数を取ることのうれしさ、逆に点数を取れなかった時の悔しさを覚えていきます。
しかし、それは心の奥底にあっても、忘れてしまうものです。
例えば、前回のテストでは点数が取れず悔しかった、という思いも、次のテストまでに忘れてしまいます。
これは大人も一緒です。
だからこそ、点数を取る意味を再確認していくこともテスト対策の一つだと思います。
もちろん勉強を教えることが私たち講師の仕事ですが、
子供の気持ちをしっかりと汲み取ってあげて、勉強に対してのモチベーションをコントロールしてあげることも私たちの役割だと思います。
「何で点数を取るのか」
「何でこんなに頑張らないといけないのか」
わからなくなったらいつでも相談に来てください(^-^)