2024/03/08
宮本 晋佑
【小6】中1になったら何が変わるのか③#
中1になったらシリーズの第3弾です。
小学生までとの違いを細かく説明しています!
これを読んでいただいているのは、
保護者の方が多いと思いますが、
是非お子さんに読んでもらうか、伝えてあげてください!
中1になると変わることパート③です。
③1年で4回、大きなテストがある
小学校では、各科目の単元ごとに、
「単元テスト」というものがありました。
例えば算数で「小数のわり算」の授業が終わると、
その小数のわり算のテストをやっていましたね。
中学校では、テストは基本的に4回しかありません。
6月:前期中間テスト
9月:前期期末テスト
11月:後期中間テスト
2月:後期期末テスト
この4回のテストがめちゃくちゃ大事になります。
パート②でお伝えした「内申点」を決めるためのテストです。
内申点は、テストの点数が1番大事になってきます。
このテストが難しく、なかなか高得点を取ることが出来ません。
小学校では、80点や90点を連発していた子でも、
このテストでは、50点や60点が普通です。
平均点がそれくらいになるからです。
なぜこのように難しいのかというと、
小学校のテストよりも範囲が広いからです。
小学校の「単元テスト」は、
小数のわり算のテストなら、小数のわり算の問題しか出ません。
(文章問題も、とりあえずわり算しておけば正解してしまいます)
しかし、中学のテストではそうはいきません。
中1の最初の前期中間テストの数学では、
・素因数分解
・正負の数の決まり
・絶対値
・加法
・減法
・乗法
・除法
・正負の数の利用
が1つのテストのテスト範囲です。
学校のワークで言えば、25ページ分です。
これは、数学だけですが、
1日で5教科全てをテストするので、
5教科合計すれば、学校のワーク100ページを超えます。
それだけを完璧に覚えるまでやらなければいけません。
テスト前ぎりぎりにやり始めても
間に合いませんね。
だからこそ、日々の予習・復習が大事になります。
いきなり自分で予習・復習をやろうとしても、
なかなかうまく出来ないのが普通です。
予習、復習をメインでやってくれる塾を探すか、
なんとか自分でできるように練習するしかないですね。
ちなみに蘇原中は、
中間テストを毎月行う仕組みになっています。
5月:前期中間テスト①(30点満点)
6月:前期中間テスト②(35点満点)
7月:前期中間テスト③(35点満点)
この3回を合計すると、100点になるよ!
という仕組みになっています。
蘇原中だけは、毎月大事なテストがあると思ってください!
もう3月も1週間終わりましたので、
中1になるまで1ヶ月を切りました。
いまからできる準備をしっかりしておきましょう!