2024/12/28
宮本 晋佑
【小学生】宿題でケンカしない言葉がけ#
小学校高学年の子どもたちは、
思春期の入り口に差し掛かり、
自立心が芽生え始める時期です。
そのため、
宿題をやる意欲を引き出す言葉かけには、
子どもの自主性や努力を尊重しつつ、
具体的なサポートをすることが大切です。
以下のような言葉かけが効果的です。
1. 宿題の目的を理解させる
「この宿題をやることで、〇〇がもっと得意になれるよ!」
→ 具体的な目標や効果を伝えると、意味を感じやすくなります。
2. 努力を認める
「昨日の宿題も頑張ってたね。今日も少しずつやってみようか。」
→ 前日の取り組みを褒めることで、自己効力感が高まります。
3. 時間を一緒に計画する
「宿題を始める時間を一緒に決めようか。何時からがいいかな?」
→ 子ども自身が計画を立てることで、責任感を持たせられます。
4. 小さな達成感を与える
「まずはこの問題だけやってみよう。そのあと少し休憩しようね。」
→ 一気にやらせるのではなく、少しずつ進める提案をすると負担が軽くなります。
5. 選択肢を与える
「国語と算数、どっちからやる?」
→ 子どもに選択権を与えることで、主体性を育てます。
6. 努力を楽しみに変える
「宿題が終わったら、好きな本を読んだり、ゲームをしたりしよう!」
→ 楽しみを目標にするとモチベーションが上がります。
7. 成功体験を共有する
「前も難しいって言ってたけど、やってみたらできたよね。今回もできると思うよ。」
→ 過去の成功体験を思い出させ、自信をつけます。
これらの言葉かけを子どもの性格や状況に合わせて
使い分けてみてください。
「宿題やりなさいよ!」と
命令形で言うよりもお互いに気分が良く、
効果も大きいですよ。