2024/08/28
宮本 晋佑
【勉強法】これをやっていない人は危険!#
中学生の期末テスト対策の真っ最中です!
本日で夏休みが終わり、
来週には期末テストがあります。
ここまでテスト対策をしてきて、
特に中1の子たちに言ってきたのが、
「答え合わせ」の精度です。
答え合わせのやり方がわかってない子がとても多いです。
小学生のときに、学校の宿題をテキトーにやってきた子は、
そうなりやすいと思います。
答え合わせについての危険度を簡単に分類しました。
①危険度100% 答え合わせをしない
まず、問題を解いて、答え合わせすらしない人もいます。
それはもう、おふろでシャンプーをして、
そのまま洗い流さないのと同じですね(違いますね)。
やりっぱなしは、なんの意味もありません。
時間の無駄です。
②危険度100% 答え見ずに全部◯
次に、間違っているのに丸にしてしまっている人。
これも答え合わせをしていないのと同じです。
時間をかけて、じっくり自分の答えと正しい答えを見比べる必要があります。
③危険度80% 間違えた問題に×をつけて終わり
①、②と比べて、
ちゃんと答え合わせができているような感じがしますが、
これもあまり意味がありません。
間違っていたことを認識しただけまだいいですが、
どこがどう違ったのかを復習していないので、
今後も同じ間違いをし続けることになります。
④危険度80%
間違っていた自分の答えを消して、
正しい答えを写し、青丸をつける
これをやる小学生がとても多く、
中学になっても続けている人がいます。
③と同じく、どこがどう違ったのかを復習していないので、
今後も同じ間違いをし続けることになります。
ということで、危険だらけの答え合わせのやり方でしたが、
当てはまっていた人は要注意です。
勉強において最も大事なのは、
全部正解することではなく、間違えた問題への対応です。
勉強=練習なので、
いっぱい間違えればいいんです。
間違えたあとの、解き直しが重要になります。
答えを写すのではなく、
どうすれば同じような問題が出たときに間違えないか、
自分なりに考えて工夫をしなければいけません。
また、もう一度解くことが必要です。
しかし、その場でもう一度やっても、答えを覚えてしまっています。
間違えた問題は、テキストにチェックをしておき、
後日もう一度解くということをすることが大切です。
それが復習というものになります。
これは、習慣の問題なので、
小学生のうちから、このやり方をしっかりやっていく必要があります。
小学生のお子さんは、
宿題が終わったかどうかではなく、
どうやって宿題をやっているか、
どんな答え合わせをしているか、
を見てみると良いと思います。