2019/09/14
永田 創
「高校生、古典対策は何するの?」
こんにちは。
GKの進学塾・高富校講師の永田です。
いきなりですが、高校生諸君、古典対策してますか!?
現在は定期テストに向けて勉強をしている最中かと思います。
数学が難しい、英語が分からん、化学、物理、、、、、。
と、様々な科目に振り回されていることかと思います(笑)
そんなテスト期間中、何かと後回しにされがちなのが古典です。
理数科目や英語は意識的に勉強していると思いますが、古典は勉強不足でテストに臨んでしまう傾向にあるかと思います。
その理由は「勉強の仕方がよく分からないから」ではないでしょうか?
中学校までは数学、英語、理科、社会は勉強してきましたが、古典単体の勉強はしたことがありません。
その為、特に高校1年生は古文が分からず足を引っ張ってしまうこともしばしば。
でも、安心して下さい。
古典は3STEPで勉強しましょう。
➀まずは、現代語訳に目を通す。
文章の全容を掴みましょう。
例えば、今回の長良高校1年生で出題される「絵仏師良秀」は人並み外れた才能を持つ良秀が主人公であり、
常人とは違った感覚を持ち合わせております。
そのため、原文を読んでいても内容が掴みにくい!
まずは現代語訳を読んで内容を理解しましょう!!
②次に文法事項の確認。
助動詞の意味・用法や敬意の方向などの文法事項を確認します。
③そして過去問にチャレンジ!
過去問を繰り返しとき、できない問題を潰していきましょう!
この手順で進めば、過去問で分からない箇所も②に戻って確認できます。
さらに欲を言えば、過去問の傾向を捉えられるといいでしょう。
例えば、「漁夫の利」。
「本文中の蚌(会)、鷸(鳥)、漁夫(漁師)は燕、趙、秦のどれに例えられるでしょうか?」
という問題が頻繁に出題されます。
親切な問題では燕、趙、秦の関係が説明されているので、それをヒントに推測すればいいのですが、
難易度が上がると関係説明がない問題も出題されます。
ここを正解するには予め答えを知っておくしかないですよね(;´Д`)
もちろん、高富校では今の3STEPと問題傾向について私が対策プリントを準備し、対策授業もしております。
高校1年生は初めて漢文が出題されますが、問題ありません!
しっかりとついてきてくださいね(^_^)/