2025/09/10
校舎
宮本 晋佑
国公立大学の合格には、高1からの勉強が大事!

夏休みも終わり、高校の多くは、
もうすぐ期末テストですね。
期末テストに向けて勉強を頑張っていると思いますが、
定期テストでいい点数を取るためだけの勉強になってませんか?
本日は、国公立大学の合格を目指した、
高1からの勉強の取り組みについて説明をします。
①英単語は何度も覚えよ
大学入試(共通テスト)に必要な英単語数はご存知ですか?
一般的には、6,000語と言われています。
しかし、実際には派生語も含んでいるので、
1,500語ほど覚えれば解けることになります。
(中学までの基礎英単語を除いて1,500語です)
これを3年生になってから覚えようとしても、
時間がかかりすぎるために他の勉強に支障をきたします。
国公立は、全科目必要なので、
英語にばかり時間を使うことはできません。
つまり、高1から単語だけは覚えていくことで、
他の受験生よりもだいぶリードできるわけです。
ただ、人の記憶は、1年もすればほとんど残ってません。
ということは、何度も覚え直す復習をすることが大事です。
高校の授業で習うのを待つ必要はありません。
単語は自分で覚えるだけなので、教えてもらう必要がないからです。
②数学は、得意な「単元」を作れ
数学Ⅰ、数学A、数学Ⅱ、数学B、数学Cの5科目があります。
その「科目」で得意を作ろうとすると、量が多すぎて嫌になります。
そこで、「単元」に絞って、得意を作ると良いです。
例えば、「確率」の単元だけは得意になる。
「ベクトル」だけは、先に勉強してしまう。
などをやっておき、高3になるまでにやれると、
他の単元、科目に時間を使うことができます。
今回はこの2つを紹介しましたが、
入試に必要なのは、「情報力」と「戦略性」です。
GKでの授業でも、これらを実践しています。
どちらも、3年生になってからのことを考えて今を決めます。
つまり、情報を知っているから先に対策を打てます。
戦略の部分が特に合否を左右します。
ついつい、全科目を頑張るということを考えてしまいますが、
それでは入試は勝てません。
頑張るべき時期、頑張るべき内容が噛み合えば、
ちゃんと結果はついてきます。
個々によっても変わってきますので、
それらを含めて進路指導をしていきます。
