2025/03/08
蘇原校
宮本 晋佑
小学生向け
小学生までに身に着けたい算数の力

小学生のうちにしっかりと身につけておきたい算数の力は、
中学以降の学習の基盤となるだけでなく、
日常生活でも役立ちます。
ここでは、特に重要な算数の能力を紹介します。
1. 計算力
基本的な四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)は、
素早く正確にできることが大切です。
特に、九九はスムーズに暗唱できるようにしておきましょう。
また、筆算を正確に行う力も重要です。
2. 数の感覚
数の大小や関係性を直感的に理解することが大切です。
例えば、「100は10の10倍」
「半分や1/4といった分数の概念」
などを感覚的に捉えられるようにしましょう。
3. 図形の理解
基本的な図形の特徴を理解し、
面積や体積の計算ができることは、
将来的に幾何の学習に役立ちます。
三角形や四角形、円の特徴を覚え、
作図する力も養いましょう。
4. 単位の理解
長さ(cm、m)、重さ(g、kg)、時間(秒、分、時間)などの
単位を正しく理解し、
換算できることが必要です。
例えば、「1mは100cm」「1時間は60分」などを
スムーズに変換できるようにしましょう。
5. 文章題を解く力
文章題では、問題の意味を正しく理解し、
どの計算を使えばよいのかを考える力が必要です。
問題の条件を整理し、
式に表すトレーニングをしましょう。
6. 論理的思考力
算数は単なる計算だけでなく、
考える力を養う教科です。
例えば、「なぜこの式になるのか?」「別の方法で解けるか?」
といった思考力を鍛えることが大切です。
7. 規則性の発見
数列や図形のパターンを見つける力も、
算数では重要です。
「次に来る数は何か?」「どんな法則があるのか?」
といった問題に挑戦すると、推理力も身につきます。
8. グラフや表の読み取り
データを正しく読み取り、考察する力も必要です。
棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなどを見て、
どんな情報が読み取れるのかを考える練習をしましょう。
これらの算数の力を
小学生のうちにしっかり身につけておくことで、
中学以降の数学の学習がスムーズになります。
ちなみに、これらは、
普通に学校の授業と宿題だけでは、
身に付けられないことが多いです。
特に、数字の感覚です。
世の中にあるいろんな数字について、2倍する、半分にするなどを
日常的に使っていく癖をつけていくことが大事です。
あとは、20までの数字の足し引きが
暗算でできるくらいの数字感覚がないと、
中学以降の数学では全く戦えません。
自分のお子さんの数字の感覚を確かめてみて、
やばいかも、、、と感じたら、
すぐに訓練をしてみてください!
