2016/01/15
山田 陽介
国公立大学の授業料が2倍に?(●^o^●)
いよいよ明日からセンター試験が行われます。
この日のために、1年間一生懸命勉強してきました。
実力を発揮して、良い結果を出してもらいたいと願うばかりです( ˘人˘ )
大学受験におけるセンター試験は、国公立大学の1次予選的な位置づけになります。
現在は、私立大学でもセンター試験を利用する受験制度があるため、
センター試験を受ける人全員が国公立大学志望というわけではありません。
国公立大学の多くは、センター試験の得点と2次試験(前期・中期・後期)の合計得点で合否が決まります。
その為、国公立大学志願者は、センター試験を避けては通れないのです。
その国公立大学の授業料が、2031年度には93万円程度に上がるという試算を文部科学省が出しました。
現在の国公立大学授業料は、約54万円なので、約2倍になります。
なぜそんなに高くなるかというと、現在の国公立大学の収入の核になっている
国からの運営費交付金が大幅に減らされる可能性があるからです。
その為、今後の国公立大学の生き残りの選択肢は2つしかないと言われます。
① 少子化に対応して国公立大学の数を減らし、1校当たりの交付金を確保する。
② 授業料を上げて対応する。
もし②になった場合の授業料が93万円程度になるということです。
ちなみに2013年の私立大学の授業料の平均は約86万円だそうです。
(学部により、私立大学の授業料には格差がありますが)
もし2031年度も私立の授業料の金額がこのまま変わらなければ、学部によっては
私立大学より学費が高い国公立大学となるわけです。
そうなると、国公立大学に行く理由が減ってしまうので
競争率は低下し、より経営が厳しくなるのではと勝手に危惧しております。