2019/02/11
宮本 晋佑
新しくなります#
2020年度より、入試の制度が変わり、
小学校、中学校でも習う内容が変化していきます。
大きな変化として、ニュースなどでも取り上げられるのは、
やはり英語だと思います。
では、他の科目には変化はないのでしょうか。
数学担当として、今日は数学に関してお伝えします。
社会生活の様々な場面で、
必要なデータを収集して分析し、その傾向を踏まえて課題を解決する
という機会が多くなってきました。
そのような背景を踏まえてか、
新学習指導要領では、統計的な内容が変化しました。
例えば、
小6で習っていた「速さ」が、
小5で習う内容に変わります。
中1では、「累積度数」と「統計的確率」を学習します。
累積度数に関しては、いままで学校では習わなかった内容です。
統計的確率は、中2で習っていたものが、中1に降りてきた形になります。
中2では、「四分位範囲」と「箱ひげ図」を学習します。
この2つは、いままで高校生で習う内容でした。
2010年に改定された指導要領で
「データの分析」という内容が高校生に新しく追加されましたが、
これが中2で習う内容となりました。
他にもいくつか細かい変更点がありますが、
総じて、いまよりも習う内容が少し増えるということになります。
ということは、早めに準備をしておくことが大切になりますので、
できなくなってから考えよう、
にならないように
いろいろな情報を仕入れて、
今やるべきことを選択してください。