2021/06/17
勉強しなさいと言われると勉強しなくなる子供の心理
こんにちは、鵜沼校の山内です。
今回はタイトルがなかなか過激ですが、読んでいただけると幸いです!
今日は永遠のテーマである「勉強しなさい!」と言っちゃうよ・・・という保護者さまに向けて書いていこうと思います。
保護者さまからよく話をお伺いするのは
「『勉強しなさい!』は言わないほうが良いのは分かる。でも言ってしまう・・・」という話を良く耳にします。
実際に小学5年生以上にある実験を行ったことがあります。
それが「勉強しなさいと言い続けた親さんと、言わずに、見守った子供はどちらが勉強したのか!?」といった内容です。
(*ベネッセさんの研究結果)
・中高生ならまだしも「小学生だったら」言われたほうがやる気になる気がするなー!
・さすがに言われたらやる子のほうが多いでしょ!
って私も思っていました。
しかし、結果は言われなかった子のほうが言われた子よりも1ヶ月平均約2時間勉強時間が多かったという結果が出ました(;_;)
これを見ると「なんだ、それだけか」と思う人もいると思います。
一方で、
・本当は言いたくないのに、子供の為を思って言ってるのによりやらなくなるから辛い。
・言ったことによって喧嘩になる。しかも勉強やらなくなる。
といったマイナスの面が結構大きいですよね(;_;)
解決法は・・・
①言わない
②認める
③第3者
だと思います。
①言わない
シンプルに言わなければ良いんですけど・・・難しいですよね(T_T)
特にコロナで親さんも在宅だとより目に付きますよね。
②認める
例えば、子供がゲームが大好きだったとします。
うまくいっている保護者さまの話を聞くと、ゲームに沿った話しを結構するみたいです。
・今流行のゲームは?
・ゲームで将来食べていける方法を紹介
・ゲームに携わるための大学、専門学校
などなどずーっと話をすると子供が話をしてくれる回数が増えて、言うことも聞いてくれる様になったという興味深い話がありました。
ちなみに、その子はプログラミングに興味を持ち、現在名古屋工業大学に向かってコンコンと勉強をしています(・∀・)
親さんただただ、すごい。
③第3者
簡単なのは僕たち塾講師もそうですが、他に頼れる学校の先生に任せるというのもありです。
この「思春期の期間のみ」に関しては親さんの言うことよりも第3者の言葉のほうが通りやすかったりします。
そして、その先生のことを子どもたちが「信頼できる」と思っていればなおさらです。
実は僕たちGKの塾講師もこれに向かっています。
だからこそ、勉強だけでなく
・クリスマス会、BBQ
・将来の話、職業の話、ブロックチェーンなどの最新技術の話
・受験への道のり
という話もどんどんしている理由です。
親さんの存在は何より大きいです。でもそれに気づくのは
・大学生で一人暮らしをしてありがたみが分かった
・就職をして、仕事の大変さを知り、親の偉大さを知った
といったときにようやくといった感じです(T_T)
(この仕事をしていると、つくづく親という「職業」の大変さが身に沁みます)
もう我慢ならん!勉強してほしい!という人は一度私たちの話も聞きに来てみてください(^o^)