2020/11/05
11/9(月)算数オリンピック開催です!
来週に、あの大人気イベントが帰ってきます!
小学校5・6年生を対象にした無料イベント、算数オリンピックです‼‼
算数オリンピックでは、普段学校で習う計算やパターン別の文章問題ではなく、柔軟な発想力、多角的な見方を追求した問題を取り扱います。
例えば、前回出題された問題のひとつはこちら。
(出題元:https://www.sonyged.com/)
先に言っておきますが、小学生ですので、文字式や方程式は使えませんよ~(笑)
高校生以降であれば、三平方の定理から3:4:5の直角三角形で斜辺が5cmなので…と文字式なんかなくても簡単にできてしまいそうですが、もちろん三平方の定理も使えません。
このように条件が重なると大人でも難しいと感じるのではないでしょうか。
ちなみにこの問題はこのままじーっと眺めているだけでは解けません。
実はこの問題を解くカギは、「サンドイッチの並べ方」にあるのです。
2個で1セットの長方形になったサンドイッチを一度とりだして反転させてもう一度入れると…サンドイッチの斜辺で構成された正方形が浮かび上がりますね。
これを基に考えていくのです。
最終的な答えは、36-22=14で、14㎠です。(11㎠はサンドイッチ4個分、実際は8個あるので2倍してくださいね。)
いかがですか?
言われてみれば見方を変えれば簡単!と思いますが、その「見方を変える発想」がなかなか出てきませんよね。
しかし、こういった問題を苦労して解けると「嬉しい!」「楽しい!」という気持ちにつながっていきます。
算数オリンピックでは、チーム戦で行います。
チームのみんなと知恵を出し合いながら、また私たちからわずかなヒントを得ながら一生懸命考え、答えを導いていきます。毎回、正解すると「やったー!!」という声が飛び交います。
とにかく「難しく」、そして解けると「嬉しい」のです(●^o^●)
そして、こういった柔軟な発想力は高校受験や大学受験に向けた思考力を鍛えるトレーニングにもなっていきます。
昨今の入試における数学は、「公式の運用」や「パターンの習得」よりむしろ「多面的な見方」や「柔軟な発想力からの公式の結びつけ」がメインになってきています。
そのため、数学は難化傾向にあり、実際中3の今年の岐阜新聞テストにおいても、数学の岐阜地区の平均点は52.8点(第1回)、52.3点(第2回)でした。
中3になってからこういった力をつけ始めようと思ってもなかなかそうはいきません。
小学生のうちから、基礎基本の問題だけではなく、様々な問題に触れておきたいものですね。
【イベント詳細】
日程:11月9日(月)
時間:17:20~18:45
持ち物:筆記用具、スリッパ
酸化学年:小学校5年生、6年生(塾外生参加可)
参加費:無料
※席数の関係もございますので、参加希望者は事前にご連絡頂けますと幸いです。
尚、塾生のお友達で、別途招待シートにお名前をご記入いただいている方は連絡の必要はございません。
新型コロナウイルス、インフルエンザの予防も徹底して行って参ります。
多くの小学生の挑戦者を心待ちにしています!(^^)!