2024/02/01
新しい高校入試の落とし穴
こんにちは、鵜沼校の山内です。
本日は高校入試の新しい落とし穴というテーマでお送りします。
今年、大きな変化として高校入試が「ネット出願」になりました。
恐らく多くの人は「それって大きな変化なの?」というように思うかもしれません。
実はここに大きな落とし穴があるので解説します。
①席順
今までの入試は学校ごとに出願を先生が提出してくれていました。
そのため、高校の入試は中央中なら中央中が固まっていました。
一方で、今年はどうなるかわかりません。
前も後ろも横も知らない子かもしれません。
知っている子が周りにたくさんいる。
知らない子ばかりでは緊張の度合いは全く違いますよね。
②出願先の変更
岐阜県の入試は出願変更期間があります。
1回だけ変更できるというルールになっています。
今までの出願先の変更の流れは
中学校の先生を迎えに行く
→ 一緒に出願をした高校に願書を取りに行く
→ 変更先の高校に願書を渡しに行く
という流れになります。
かなり大変で、時間もかかります。
変更の最終日は正午までにこの作業を終える必要があったため
大体出願変更期間の1日前には数字が落ち着いていました。
一方で今年はネットでサクッと変更が可能です。
つまり、最終日に大きく数字が動く可能性があるということです。
ネット出願は今年が初めてなので、実際にどう動くかはわかりませんが
上のような推測ができます。
出願変更を考える人は最終日まで見てから決めるという人もいますが、
最終日に急に出願が10人増えるなども考えられます。
最初の出願人数が◯人を超えていたら、変える。
というような戦略を持っておくのも一つの手段になります。
上記は一例ですが、まだまだ考えることはたくさんあります。
この一つの事例ご参考にしていただけたらと思います。