2024/12/26
小学校の宿題がなくなる?
宿題を廃止した小学校があるのはご存知でしょうか。
全国的に少しずつ、宿題をなくす学校が出てきています。
基本的に学校の方針は、
校長先生の決定で決まります。
私が読んだ記事では、
ある小学校の校長先生が、
「一方的な教育は子どもたちのためになっていないのではないのか」
という疑問を抱いたことから、
宿題を廃止することを決めたのだといいます。
宿題は、学力をつけてほしいという思いゆえですが、
「勉強はやらされるもの」
という認識にさせてしまっているのも事実です。
現代の子どもたちに身に付けてほしいのは
『主体的に考え、自ら学ぶ力』であり、
予測困難なこれからの社会を生き抜くために必須となる力です。
主体的に学ぶ子どもを育てるには、どうすべきか。
提出することが目的になりがちな宿題をなくすことから、
改革をスタートさせることを決意したそうです。
宿題がなくなると言っても、
勉強をしなくなるわけではありません。
復習プリントというものが用意されています。
しかしこれは宿題ではないので、
子どもたちが好きな枚数持って帰ることができ、
また、提出をする必要もありません。
この方針によって伸びる子もいますし、
逆に全く勉強しなくなってしまう子もいるので、
どちらが良いということは言えません。
私が共感するのは、
自分で「やろう」と思う子は、
やはり伸びるということです。
なんで勉強なんかしなきゃいけないの?
から、
勉強していい点数取りたい!
こんな問題が解けるようになりたい!
と思えるようになると、
自ら勉強に取り組みますし、
点数も格段に上がってくるのは間違いありません。