2024/02/21
【高校生】新しくなった数学
現在の高校2年生から、
教科ごとに、今までと習うものが変更されているのはご存知でしょうか。
本日は、数学に注目してお伝えしていきます。
数学Ⅰと数学Ⅱに関しての変更点はありません。
数学Aについて
旧課程
・場合の数と確率
・整数の性質
・図形の性質
新課程
・場合の数と確率
・図形の性質
整数の性質がなくなりました。
正確には、学校の授業では、
「数学と人間の活動」という名前で
整数の性質は勉強するのですが、
共通テストには出題されません。
数学Bについて
旧課程
・ベクトル
・数列
・確率分布
新課程
・数列
・確率分布
ベクトルがなくなった!のはそうなんですが、
習うものが少なくなっているわけではありません。
むしろ多くなっています。
というのも、
数学Cが共通テストで必要になっているのです。
数学Cは10年前に一度なくなりました。
過去の数学Cには、「行列」などを習っていましたが、
それをもう一度習うわけではありません。
数学C 新課程
・ベクトル
・曲線と複素数平面
ということで、今まで数学Bにあったベクトルが、
数学Cになっただけです。
そして、今まで数学Ⅲだった曲線と複素数平面が、
数学Cになったという形です。
共通テストに関して、変更点としては、
①数学Ⅰ・Aに関しては、整数の性質がなくなった
②数学Ⅱ・Bというものが、数学Ⅱ・BCというものになった
というものになります。
他の教科もちょっとずつ変わったりしていますので、
これから過去問など解いたりするときは、
気をつけてください!