人は楽しいことを好み、辛いことを嫌がります。でも、毎日が楽しいことばかりだったらどうでしょうか。きっと楽しいことが当たり前になり、だんだんと楽しくなくなってくると私は思います。辛いことがあるから、楽しいことを楽しいと思える。勉強も人生も同じです。目の前の辛いことに対して、逃げずに立ち向かえる。そんな人に成長し、10年後に笑顔でいてくれることが私の喜びです。甘やかすのではなく、時には厳しさも含め、生徒の為を第一に考えて日々向き合います。
講師に聞いた10の〇〇
どうして塾の先生になったの?
大企業で大きなプロジェクトに参加するのも大きな仕事かもしれないですが、子供たちの人生の一端を担うことができることの方が大きいと思ったからです。
生徒から教えられたことがあれば教えてください。
10年目くらいの時の中3の生徒に、可能性は無限であることを教えられました。当時良くも悪くも経験を積み、ある程度先が見えるようになってきたと思っていた自分の想像を超える伸びを見せた生徒です。中3スタート時には300点に届かなかったのが、最終的には400点を超え、加納高校へと合格していきました。
面談ではどういうことを話していますか?
親から見る子供への物差しは、多くても兄弟分の指標しかありません。我々を通じて、多くの子供たちの生き方、考え方を共有できればと考えています。具体的な対応策から、今のうちに準備したり考えておいたりした方が良いことなど、お話しさせていただきます。
忘れられない保護者とのエピソードは?
面談中に涙を流される保護者は少なくありません。保護者も悩みながら、本当にこれで良いのかと思いつつ日々を過ごしていると思います。我々を通じて安心感を感じて頂ければ幸いです。また子育てに限らず、様々な相談も受け付けます。
生徒に伝えたい言葉は?
江戸時代の米沢藩主、上杉鷹山の言葉である「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」です。人生の岐路に立った時、やるかやらないかの選択は2択しかありません。やると決断したときには、必ずできると信じて突き進む想いが大事だと伝えたいです。
自分は学生時代にどんなスポーツをしていましたか?
小学生から大学まで、野球をしてきました。チームメイトやスポーツから学んだことは多くあります。しかし、スポーツだけで生きていくのはかなり難しいです。勉強との両立を前提に取り組んでいければと思います。
スポーツと勉強、両立のコツは?
やりたい事とやらなければならない事の線引きだと思います。スポーツはあくまでもやりたい事。勉強はやらなければならない事。つまり、勉強をしないでスポーツをすることはダメだとルールを決めることです。
学生時代の経験が今の教え方にどう影響していますか?
中学生の頃は、何もわからず、ただ目の前が楽しければよいと思っていました。当時は中3の成績のみで高校入試が決まる仕組みだったので、何とか間に合いましたが、今では難しいです。きちんとした知識と判断力を子供たちに与えていきたいと思っています。
どんなときに「先生やっててよかったな」と思う?
合格して一緒に喜べるとき、卒業生が会いに来てくれるとき。
過去にやった悪いことに対して謝罪をしてください
一平先生のことをウチの犬に似ていると生徒に話してしまいました。ごめんなさい。