2019/11/05
デフォルトを壊せ
本日は、小学生への取り組みのお話です。
講師の町頭の個人ブログの方にも同じ内容を書きましたが、是非たくさんの方によんでいただきたいと思い、
こちらにも転載致しました。
ちょっとだけ長いですが、最後までお読みいただけると幸いです。
私は、塾に通っていただく価値のひとつに「基準が変わっていく」ということを掲げています。
よく生徒の前では、「己の殻を破れ」という言葉で伝えておりますが、
要は、「現状、出来ないことを出来ると思うことから始めよう」ということです。
そして、時にはそっと押したり、また時には強くおしたり、
さまざまな場面を通して、
その背中を押し続けるのが私たちの役割のひとつかなと思います。
自分が今まで経験をしていないことについて、人はすごく弱気になるものです。
例えば、英語で50点くらいしか取ったことがなければ、なかなか自分が90点以上を取れると本気で思える子は少ないでしょう。
でも、僕は、そこに挑戦するよう岐南校で声をかけ続けています。
突拍子もない目標を立てることから、変化は始まるのです。
400点の子が、410点の目標を掲げるのって素晴らしいことですけど、普通のことですよね。
本当にいくかどうか?ではなくて、
まずは、次、450点いくにはどうしたらいいか?と考え始めるところからです。
今まで掲げたことがない目標を本気で掲げると、
自然と行動は変わっていきます。
当たり前ですよね。10点上げるだけなら、今までの延長線上で頑張ればなんとかなるかもしれない。
でも、50点上げるとなると、どうでしょう?
今までと同じ方法で頑張っていてもさすがに届きませんよね。
勉強時間なのか、勉強方法なのか、何を変えるべきかはその時によって違いますが、
明らかに何かしらの変化をしなくてはいけないことに気付けます。
そしたら、次は行動です。
どうしたら、今よりもっと点数は伸びるのか?
現状の知識で、何がまだ足りていないのか?
それぞれの生徒の勉強への取り組み方、ノートの使い方、性格、答案用紙などを基に、
僕らは一人ひとり全く違うアドバイスを行っていきます。
そして、実際に今年度だけでも例えば中2は約3人に1人が実際に50点以上UPを達成しました。
中には、100点以上点数が上がって400点以上取れた!!!150点以上点数が上がった!!!
という子もいました(^^♪
その子によって伸びるタイミングや、幅は違いますが、
実際に、こういった変化を私たちは毎回のように起こし、目の前で見てきていますので、
自信をもって、小学生にも同じように殻を破るよう指導をしています。
例えば、この時期は英検です。
岐南校の小6では、今度英検4級に挑戦する子が何人かいます。
英検4級といえば、中学2年生終了時までの英語の内容がたっぷり含まれていますので、
普通に考えれば、1年以上の十分な期間をとってしっかりと勉強をしていかないと正直厳しいです。
ですが、私は最初に、「たった3ヶ月。週1回だけの授業で必ず受からせる」と生徒たちには言いました。
そして、生徒たちもそれに応えるように一生懸命、授業を受けてくれています。
ちょっと前には、小6で英検3級に挑戦する子もいました。
英検3級というと、中学校卒業までの英語の内容がすべて含まれております。
そして、私が対策を打ったのは、試験の2ヶ月前でした。
ですが、その時も同じことを言いました。
「必ず受からせる、大丈夫」
実際にその子は、英検3級を夏に受験し、見事に合格をしてくれました。
小学生の内にこういった壁を超える、成功体験を積んでおくと、中学生になった後もとても大きく成長してくれます。
せっかく小学生からみさせていただいているので、
これからも生徒がたくさんの壁を超えられるように、共に走り抜けていきたいと思います。
そういった積み重ねがいつかきっと、
生徒の立派な将来の姿や、揺るぎない自信、勇気ある行動に繋がっていくと私は信じています。