2021/05/25
吉田 一平
70点と90点の差。
中学生・高校生は共にテスト対策期間中です(^-^)
新学年最初のテストということでみんな張り切ってます!
特に中1・高1の生徒は初めてのテストということで、毎日のように塾に来る生徒がたくさんいます。
高1の子はつい最近まで受験勉強で大変だったにも関わらず、気持ちを切り替えて新たに頑張ろうとしている姿は講師ながら頭が下がります。
さて、今回は「70点の子と90点の子の差は?」というお話です。
最初に結論から言うと、差はほとんどありません。
70点を取るのか、90点を取るのかは本当に紙一重です。
これはいつも生徒に言っていることですが、「賢い=点が取れる」ではありません。
賢くてもテストの解き方や時間配分など、細かい部分がわかっていなければ点数を取ることはできません。
例えば、中学1年生の子は、中学校のテストというものに慣れていません。
中学校のテストは小学校のテストと違って、問題文が難しいです。
生徒のほとんどは、「何を聞かれているのかわからない」「何を答えれば良いかわからない」というように、問題の意味がわからないパターンが多くあります。
その結果、見当違いの答えを書いてしまうということが往々にしてあります。
また、英語で言えば、「大文字にしていなかった」「ピリオドを忘れた」などの細かい間違いも目立つのが中1です。
こういった解き方がわかっていないと、賢くても点数が取れないというわけです。
教科や問題によって異なりますが、70点と90点の差、つまり20点分は問題数にすると3、4問程度です。
その数問を解けたか解けなかったかで、こんなにも大きな差に見えてしまいます。
「こんなにも勉強しているのに何で点数が上がらないんだ!」
という子はこれが理由であることが多いです。
せっかく努力したなら、結果が目に見えた方が嬉しいですよね!
点数にこだわる勉強法を意識しながら、テストまでの期間を過ごしていきましょう!