2020/11/19
永田 創
69.8%・理不尽
こんにちは。
GKの進学塾、高富校講師の永田です。
来春卒業予定の大学生の就職内定率が発表されました。
69.8%です。(10/1時点)
70%を下回るのは5年ぶりです。
これまでの10月1日時点での就職内定率は以下です。
H28年卒:66.5%
H29年卒:71.2%
H30年卒:75.2%
H31年卒:77.0%
R2年卒:76.8%
R3年卒:69.8%
「5年ぶりに」という表現を耳にすると低いという気もしますが、実はそれ以前はずっと70%以下です。
H23年卒:57.6%
H24年卒:59.9%
H25年卒:63.1%
H26年卒:64.3%
H27年卒:68.4%
我々、高富校講師の、吉田・山内・永田が就職した年の就職率は64.3%です。
それを考えれば、低すぎることもないのか?という印象も見受けられます。
とはいっても、「低くなっている」は現実です。
コロナによって業況が悪化している企業が人件費を抑える傾向にあるのは普通の行動です。
誰が悪いという訳でもありません。
そう。
つまり、「理不尽」なのです。
社会に出れば理不尽はあなたのすぐ横にいます。
自分が悪いわけではないのに損をみることはあります。
今回のコロナも、リーマンショックの時期もそうです。
歴史をみれば理不尽であふれています。
しかし、だからと言って仕方がないで終わらせていては悲しいものです。
だからGKグループがあります。
岐阜に雇用を生みたいからという想いで始まったG(岐阜)K(教育・雇用)は、
学習塾部門、医療部門、飲食部門、建築部門と数々の業態を抱えています。
それは子供たちのためでもあります。
医療部門を立ち上げた理由は、昔の教え子が本当の医療をしたいといったからです。
飲食部門、建築部門には私の上司のもと教え子が社員として働いています。
873°では私の教え子がアルバイトをするなど、GKは岐阜に「働く場所」を提供するという一面も持ち合わせています。
それは今回の事態のように、頑張っていても時代によって運に恵まれなかったこのため。
都会の大学にいき、就職で岐阜に戻って今日にも働く場所がないと口にする生徒の為です。
生徒たちは先を見るほどの力も残らないくらい目の前の受験勉強に必死です。
その努力の先に時代という不運によって職がないという事態が起きないよう、
我々GKにできることを精一杯やさせて頂きます。