2019/05/30
吉田 一平
5秒の法則。
やらなきゃならないのは分かってるけど、やる気が出ない。
そういったことは、大人も子供もよくありますよね!
中学生・高校生は、現在テスト対策真っ最中です。
机に向かってはみたものの、今日はなんだかやる気がでない・・・
という子も少なくないのではないでしょうか?
今日は、「やる気」についてです。
例えば、
「明日から朝5時に起きて、勉強をしてください!」
と言われたら、みなさんは何を思いますか?
きっと、
「今日は塾で帰りが遅くなるから・・・」
「明日は部活があるし体力を温存しないと・・・」
なんて考えたんじゃないでしょうか?
つまり、やらなくても良い理由を考えたはずです。
でも実は、これは人間であれば普通のことなんです。
人間の脳には、自分を守ろうとする本能がもともと備わっています。
(詳しくは、人間がハチュウ類?だった時の本能が今も人間の奥底に残っているそうです。)
だから、自分を守るために、やらなくても良い理由を考えるのは、人間としてごく普通のことです。
例えば、
「生徒会長をやりたい人、挙手!」
と言われれば、
「みんなに笑われるかわもしれない!」
「失敗するかもしれない!」
と自分を守ろうとするのはごく自然なことなんです。
じゃあどうすれば、やろうという気になるのか。
みなさんは、メル・ロビンスの「5秒の法則」というのをご存知でしょうか?
先ほどから、人間はやらなくても良い理由を考えてしまう生き物だという話をしていますが、
実は人間は、5秒以内にこの理由を思いつくことができません。
何かをやらなければならない時、
頭の中で「5・4・3・2・1」と5秒カウントしてみてください。
そして、5秒後には、何も考えずに取り掛かってみる。
そうすると、すらすらと自然に取り組むことができます。
これが、5秒の法則です。
つまり、やる気も技術ということです。
プロのスポーツ選手など一流と言われる人達には、必ず自分ルールというものが存在します。
5秒の法則だけでなく、自分なりのルールを決めて勉強をするというのは一つ自分のやる気を引き起こすための技術なのではないかと思います。
それでもやる気が出ない時は、
最終手段「やらない」です(笑)
ふざけたように聞こえるかもしれませんが、これも立派な技術だと思います。
やる気がないけど、やった方が良いよねあ~と思いながら、
なんとなく勉強して、結局中途半端にしかできないよりは、
今日は休む!と決めて、休んだ方が良いですよね?
勉強自体を学ぶことも大事ですが、勉強に向かう自分と向き合うことも大事です!
試しに5秒の法則をやってみてはいかがでしょうか?