2023/12/12
村瀬 功
2025年大学受験問題!?
こんにちは。
岐南校の村瀬です。
岸田総理が掲げた、
第3子以降の大学無償化のお話しの続きです。
来年度の受験が
2025年からの大学無償化の恩恵を受ける年度となると
見込まれています。
そして、来年度の受験から
入試制度も少し改変があります。
「情報」科目の追加、「数学ⅡBC」の増設等々
今の高校2年生の受験から
大学受験が変わります。
そこにさらに無償化が湧いてきたので
受験への影響はさらにありそうです。
ちなみに第三子であるという割合は
受験生の1割程度だということです。
①指定校への影響
指定校への影響はあまりなさそうです。
すでに2年前期までの内申は出てしまっているので、
1,2年生は遊んでしまっていて
3年生から成績を取ろうとしても
間に合わない人が多いです。
②私立大学受験への影響
大学無償化は私立大学であっても無償になるとあります。
所得制限は設けないものの給付金額の上限は今後決められるようです。
ただ、少なくとも一般的な学部の授業料は無償化される見込みです。
第3子の受験者が選択できる範囲が増える分、倍率も上がると予想されます。
しかし、大学側も定員数を増やすようです。
実際今年の受験でも私立大学で計2000人ほどの定員増があります。
③国立大学受験への影響
私立大学よりは影響は少ないと思います。
そもそも学力がなければいくら無償化されても合格はしません。
そして、無償化だから国立大学に行こうというよりは
私立は高いから国立大学に合格したい
と頑張っている子が今はいますが、
無償化なら私立でもいいなとなる子もいるはずです。
入試方法によっては影響を受ける可能性は大きくあります。
いきなり発表された政策だけに
今の高校1年生の子からは影響を考えた入試対策を進めていきましょう!