2022/03/19
永田 創
複雑化が進む受験
こんにちは。
GKの進学塾・岐南校講師の永田です。
保護者面談を行っていると「私たちの頃とは違ってよく分からない…。」という声をよく聞きます。
高校受験は大きな方針に代わりありませんが、昨今の大学入試は複雑化が進んでおります。
例えば推薦入試と言えば、指定校推薦や公募制推薦に加え、AO入試が登場しましたが、
それに加えて高大接続入試という制度も現れ、
一時期は英検の導入の話が浮上しては消え…。
このように、受験制度も時代を経てこれまでと違う動きを見せています。
自分が受けた受験と同じ!と思って過ごすのは少し危険かもしれません。
情報格差が生まれ、情報を持っている人とそうでない人とで損得が生まれてしまっています。
例えば、指定校推薦枠。
どの高校がどの大学への推薦枠を持っているのか。
そのような情報は我々のように小学校~中学、高校生まで一貫して抱えている学習塾でしか手に入れることは難しく、
それを考慮した上での進路指導もできないと考えております。
例えば、長良高校という進学校へいくのか、県岐商という商業科へ行くのか。
大学進学を考えているのだから長良高校一択。
本当にそれは正解でしょうか?
かつて、長良高校へ進学できる実力がありながら県岐商へ進んだ生徒がいました。
その生徒は3年間、クラス上位の成績をキープし、最終的には推薦枠を獲得して明治大学へと進学していきました。
長良高校へ進んでいたら同じ結果に慣れたかどうか…。
せっかく努力しても情報量で損をする。
生徒がそんな思いをせずに済むような進路指導をして参ります。