2024/07/01
山内 祐太朗
1億円もらえるなら頑張れる?
こんにちは、鵜沼校の山内です。
今日は人間の性質についてお話します。
人間は論理的、理屈を持って動いていると皆さん全員思っているかと思います。
でも、実は人間はもともと少し「おばか」な性質が存在しています。
例えば、1億円。
明日、1億円あげるから勉強頑張ろう!
これは頑張れる人が多いですよね。
1年後、1億円あげるよ!だから勉強頑張ろう!
これもギリギリ頑張れる人が多いでしょう。
一方で、10年後1億円と言われたときにはどうでしょう?
いやーそんな頑張れないよ~という人多いと思います。
つまり、同じ報酬でも、目先のことなら頑張れるけど、
遠ければ遠いほど同じ報酬なのにも関わらず、人はあんまり頑張れないという性質があります。
おもしろいですよね。
しかも1億円を手に入れようとしたら
宝くじなら500万分の1。確実に無理ですよね。
時給1000円8時間働いて30年。
しかも休みなし。
これもかなり辛いですよね。
だから10年で1億円はかなりいい条件です。
それにも関わらずなかなか頑張れないっていうのは
人間の性質なんです。
無意識にちょっと「おばか」な選択をしてしまうのが人間の性質です。
さて、一体何の話をしているんだ?と思った人も多いかもしれませんが
実は高卒、大卒だと平均して生涯年収が1億円ほど違います。
しかも努力はどれくらいの期間行うかというと
高1~高3の3年間のみです。
先程の10年よりも更に良い条件ですよね。
高校に入ったら勉強したくない!
気持ちはわかります。
なぜなら、先程の1億円の例と同じだからです。
その子がおかしいのではなく、人間の性質なんです。
だからこそ、人間の性質に負けないことが大切です。
勉強しずに、遊ぶことを優先すれば確かに、目先は楽です。
一方で最終的にはまた大きな壁が待ち受けます。
GKではこんな話を少しずつ授業中にしています。
ありがたいことに、本当によく頑張ってくれる子供ばかりです。
高校生・中学生の定期テスト、本当に良い結果です。素晴らしい!
勉強を教えることも大切ですが、
人生を通じて大切な考え方を少しずつ教えていければと思います。