2025/10/25
蘇原校
永田 創
高校生向け
高校生活を「受験のスタート」にできるかどうか
こんにちは。
GKの進学塾 蘇原校の永田です。
気づけば今年度も前半が終了しました。
新しい環境にも慣れてきた頃かと思います。
今回は、高校生とその保護者の方に向けて、
「高校生はいつ塾に通うべきか」
そして「大学進学にはどれくらいお金がかかるのか」についてお話します。

■「高校生になったら自分で頑張る」で本当に大丈夫?
よく耳にするのが、
「高校受験まで頑張ったから、あとは自力で」という声です。
確かに、高校生にもなれば自立してほしいという気持ちは分かります。
ただ、現場で指導していると、高校1年の春が分岐点になるケースが非常に多いのです。
理由は3つあります。
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学習内容が一気に難化する
中学校の延長と思っていたら大間違い。
高校の学習は、速度も量も桁違いです。 -
周囲のレベルが上がる
高校では学力層が似た生徒が集まるため、
少しの遅れが「大きな差」になります。 -
推薦入試の成績は高1から反映される
特に推薦を狙う場合、
高1の通知表がそのまま合否を左右することもあります。
中学のときは「内申のために頑張る」と意識できても、
高校では「今の成績が3年後の選択肢を決める」という感覚が薄れがちです。
だからこそ、GKでは高校1年の春、もしくは受験後すぐのスタートを強く勧めています。
■GKが高校生にも選ばれる理由
GKの進学塾では、大学受験まで一貫して指導を行っています。
小・中学生の指導で身につけた「質問しやすさ」「学ぶ習慣」をそのまま高校生活に持ち込めるのが強みです。
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自習室は無料開放
学校帰りに立ち寄って、そのまま夜まで勉強。
先生が常駐しているので、分からない問題もすぐ解決できます。 -
質問し放題の環境
高校の勉強は、教科書が一気に難しくなり、疑問を放置すると積み重なります。
GKでは、一人ひとりのペースに合わせて個別フォローが可能です。
高校生が塾に残って黙々と勉強している姿は、GKでは日常の光景。
「静かで集中できる環境があること」が、受験期の大きなアドバンテージになります。
■大学進学にかかるお金、知っていますか?
さて、進路の話をするときに忘れてはいけないのが「費用」です。
ここで、国公立大学と私立大学の費用を簡単に比較してみましょう。
| 区分 | 入学金 | 授業料(年) | 設備費など | 卒業までの総額(概算) |
|---|---|---|---|---|
| 国立大学 | 約28万円 | 約54万円 | 0円 | 約243万円 |
| 公立大学 | 約39万円 | 約54万円 | 0円 | 約254万円 |
| 私立大学(文系) | 約23万円 | 約79万円 | 約15万円 | 約355万円 |
| 私立大学(理系) | 約26万円 | 約112万円 | 約18万円 | 約490万円 |
こうして見ると、
「私立=高い」という印象にはしっかり理由があります。
授業料だけでなく、私立では設備費や実習費が加わるため、
結果として国公立の約1.5〜2倍の差が出ることもあります。
もちろん、私立でも費用の安い大学はありますし、
特待制度などを活用すれば大きく変わります。
ただ、正確な情報を早めに知っておくことが、
「後悔しない進路選び」の第一歩です。
■高校受験は“ゴール”ではなく“通過点”
よく、
「うちの子は○○高校に合格したから大丈夫」
と言われることがあります。
しかし、実際には、
進学校に入っても順位が半分以下に落ちてしまう生徒もいます。
一方で、入学時の偏差値が低めでも、
コツコツ積み上げて上位大学に合格する生徒も多く見てきました。
要は、高校での3年間をどう過ごすか。
GKは、その「通過点を次のステージにつなげる場所」でありたいと思っています。
■最後に
高校受験のゴールテープを切った瞬間、
本当のスタートラインに立ったのかもしれません。
高校3年間の積み重ねが、大学受験、そして将来の選択肢を広げます。
「勉強を頑張る環境を整えてあげたい」
「でも、どう始めたらいいか分からない」
そんなときは、ぜひGKにご相談ください。
自習室の見学や学習相談はいつでも大歓迎です。