2022/11/12
村瀬 功
電子辞書っている?
多機能の電子辞書時代
電子辞書は2007年の281万台をピークに、
2021年度63万8,000台の販売数となり、全盛期の4分の1以下になってしまっています。
2007年当時は、英和、和英だけでなく、国語、漢和、手紙例文、海外旅行などなど、
30~50冊の辞書が入った多機能電子辞書が主流となりつつありました。
2007年はスマホはほとんどありませんでした。
電子辞書かスマホか
スマホの浸透につれ、電子辞書の売上は下がっていきます。
多機能がウリだった電子辞書にとってスマホはライバルになってしまいました。
グーグル検索が当たり前になるにつれ、必要な情報はスマホで検索する時代がやってきます。
電子辞書の強みを完全に奪われた形になり、電子辞書の必要性が下がっていきました。
スマホ中毒な人ほど電子辞書
スマホがあるから電子辞書がいらないのでは?と言われますが、
私はシンプルな国語、英和、和英の機能だけでいいので、電子辞書はおすすめです。
スマホ中毒な現代の高校生にとって勉強中にいかにスマホを手放すかはかなりの課題です。
集中していたところで、検索の為といつつスマホを開いた時、
友達からの通知が鳴ったら…見てしまいますよね。
スマホは便利な一面もありますが、機能が集中しすぎているので、
どうしても使いたい機能だけというわけにいかないのがスマホです。
そんな時に、シンプルな電子辞書はとても役立ちます。
高校進学を機に、ぜひ電子辞書の購入をおススメします(^^)