2020/08/19
永田 創
長文読解・高3・正答率88%
こんにちは。
GKの進学塾・高富校講師の永田です。
さてさて、夏休みも終わりに近づいてきましたね。
現在、高校3年生に対して、この夏の状況確認と今後の対策を練るために一人一人と面談をしております。
その中で生徒に話していることの一つが、「英語は耐え忍ぶ科目」です。
なぜなら、成果がすぐに表れないからです。
長文を理解するには単語、熟語、文法、文章分解、これらの知識が必要です。
逆に、どれかが欠けているだけで読みにくくなるのが英語長文です。
例えば、数学では確率の知識を身に着ければ確率の問題を解くことが可能です。
しかし、英語では文法の知識を身に着けても単語が分からなければ正しく読解することはできません。
しかも、読解に必要な単語数は近年のセンター試験では4000語を超え、2019年度のセンター試験では約4200語。
共通テストの試行調査では約5400語と一気に増え、英単語習得に、より一層の時間が必要な状況と化しています。
ただし、昨年度の受験生も夏を乗り越え冬当たりからその成果が見え始め、
最終的には名古屋市立大学、金沢大学、立命館大学、名古屋工業大学といった学校に続々と合格していきました。
このように、先を見据えることができないと、生徒は現状だけを見つめて「もうだめだ、、、。」と落ち込みかけません。
「今」だけではなく「今後」の展望まで見据えていないと受験は続けることができませんね。
という話をしながら、中には「先生!英語長文で正答率88%、安定して取れるようになってきました!」なんていう変わり種もいます(笑)
ただい、そういった生徒は少数ですので、惑わされないようにしましょうね(^^)