2020/10/24
永田 創
資格
こんにちは。
GKの進学塾の永田です。
本日は資格についてお話ししようと思います。
「資格をもっていると就職に強い」ということは周知の事実ですが、
どんな資格でもいいのかというとそういうわけでもありません。
資格を取るのであれば、やはり価値のある資格を取るべきです。
では価値のある資格とは?
私が思うに「必置資格」はそれにあたると思います。
必置資格とは資格所有者を置かなければ営業することができないとされている資格のことです。
例えば、「宅地建物取引士」
宅建士とは不動産取引法務の専門家であり、不動産の売買や賃貸物件の斡旋をする際にその土地や建物について専門知識を有していないお客さんに詳しい説明ができるようになる国家資格です。
不動産会社に宅建士を置かなければ経営ができません。
事務所ごとに5人に1人を必ず置く必要があり、そ王でなければ経営自体ができません。
つまり、必置資格なのです。
しかも、宅建士にしかできない仕事もあります。
重要事項の説明や重要事項説明書への記名押印、契約書面への記名押印などです。
重要事項の説明とは買主や借主に隠さずに事前に説明しなければいけない重要な事項のことで、
これに違反すると法令違反となり契約は成立しません。
つまりは、「業務独占資格」でもあります。
他には、ビルや工場などの大型施設において電気を管理するために高圧電機の管理・保全を行えるようになる資格である「電気主任技術者」や大二類・第三類の医薬品が販売できる「登録販売者」も必置資格&業務独占資格です。
そして、我らがGKの強い医療分野である看護師も必置資格です。
例えば、訪問看護を行う場合には看護職員(保健師、看護師または准看護師)が、 常勤換算で2.5人必要です。
GKは訪問看護事業を展開しており、医療の知識はもちろん、実際の現場の声もきくことができるなど、
学習塾としては珍しい医療系にはめっぽう強い塾として知られています。
単に資格取得といっても、まずはどの資格を取得すべきかを勉強しなければいけません。
求められる「強い資格」を取得していきましょう。