2022/12/19
永田 創
解釈力
こんにちは。
GKの進学塾・高富校講師の永田です。
冬期講習が始まり1週間が経過しました。
中3・高3はこの冬期講習が受験前にまとまって時間が取れる最後の時期です。
生徒たちもそれを身に染みて感じているのか、授業をしていても緊迫感が伝わってきます。
そんな受験生の皆さんに一つ知っておいてほしいことがあります。
それは「解釈力」です。
学力、集中力、などなど、
必要な力はたくさんありますが、「解釈力」という言葉もぜひ知っておいてください。
この時期になると、これまで以上に力をいれて勉強に励むはずです。
その時、多くの人が解けない問題、超えられない壁にぶつかります。
そしてこう考える。
「試験まで時間がないのに、こんなことで大丈夫なのか…。」
ほぼ全員が、似たような考えを頭に浮かべるでしょう。
そんな時にこそ「解釈力」に目を向けてください。
「試験当日にの前に苦手を知られてよかった。」
「まだ教わる時間があってよかった。」
「すべて正解する必要はない。目標点に達するために、この問題は捨ててもいいと分かった。」
壁にぶつかったという現実はどう転んでも変わりません。
あとはそれの捉え方次第です。
現実が変わらないのであれば、解釈、つまり考え方だけでもポジティブに行きましょう。
ネガティブにいても目の前の現実は変わらることはありませんし、
何より、受験が終わっても人生は続きます。
生徒たちにはできるだけ充実した、楽しい人生を歩んでいってほしい。
それに必要な力は間違いなく「解釈力」です。
この力を鍛えているかどうかで、人生の豊かさが変わると言っても過言ではないと考えています。
目の前の事象は変わらない。
あとはそれをどう解釈して進んでいくか。
簡単な話ではありませんが、試してみる価値は十分にあると思います。