2024/05/15
汲田真一
英語の基本は英単語
どうも、岐南校の汲田真一です。
英語を学ぶ上でどの学年においても大切なのが「英単語」
英語の学力を上げる為には次のステップが必要だと考えております。
① 単語が分かる
② 文法が分かる
③ 長文が分かる
もちろん勉強時期、学年にもよりますが上記ステップで勉強を進めるのが効果的です。
では肝となる英単語を覚える為にはどうしたらいいのでしょうか。
学年別に英単語の覚え方を示してきます。
【小学生】
書いて覚える
小学生のうちは学校で本格的な英語の授業はありません。
しかし、中学からはいきなり「書く英語」が始まります。
その為、英語に慣れていない子どもたちは中学に入って英語につまずき易いです。
小学生のうちからアルファベットや英語のノートの書き方に慣れる為に書くことを中心を覚えましょう。
またどうしても書くだけでは覚えられない人は発音を声に出しながら書くことも効果的です。
人間は自分の機能を使えば使うほど記憶に定着すると言われています。
例えば
見るだけ→視覚機能だけを使う
書いて覚える→視覚及び運動機能を使う
発音しながら書く→上記に加えて聴覚機能も使う
このように複合的にする事で記憶に定着する可能性が上がります。
【中学生】
小学生と同様に上記のやり方で単語を覚えましょう。
中学生になり、学校で英語の授業及びテストが始まります。その中で小学生と違うのが「使い方」を知っておくと言う事です。
例えば、openという単語は「開く」と言う動詞の意味だけではありません。
①I open the window.
②I left the window open.
上記二つの文を見たときに②の文で「なんでopenが最後にあるのか?」と思う人は勉強が足りません。
openには「開いている」と言う形容詞の使い方もあります。
問題集や、教科書の本文を参考にそれぞれの単語の使い方までマスター出来るように勉強しましょう。
【高校生】
高校生になると受験への必要単語量は一気に増えます。
志望する大学にもよりますが、中学生が1,200語程度に対し、高校の英語は最低でも2,500語と倍以上になります。
全てを書いて覚えるのは非効率的ですので、派生でどんどん覚える事をオススメします。
・語源を学ぶ
例えばcompanyと言う単語は高校生なら誰でも知っていると思います。
元々の語源はcom「共に」pan「パン」y「すること」と分解でき、一緒にパンを食べる仲、つまり仲間、友達、会社と言う意味に派生していきました。
comのように単語の前につく文字を「接頭辞」と言います。
接頭辞を覚える事は知らない単語の理解に繋がります。
preと言う接頭辞は「前に」と言う意味です。
例えばpredictと言う単語は
pre+dictが合体してできた単語です。
dictはdictionaryのdictです。つまりdictには「言語または話す」の意味があります。
pre(前に)+dict(話す) → 起こる前に話す → 予測する
このように単語の部位の意味を理解し、類似する単語と繋げていきましょう。
今からコツコツと勉強していけば、知らない単語もなんとなくの意味が分かります。
マニアのように深くまで追求する必要はありません。あくまで覚える為の方法として勉強をしましょう。
人それぞれ合う合わないはあると思いますが、一度参考にしてみてください。