2024/10/03
永田 創
英検はなぜ必要なのか?
こんにちは。
GKの進学塾、高富校講師の永田です。
みなさん、英検は持っていますでしょうか?
そして、持っている方はなぜそれを取得しましたか??
英語力を上げるため、というのがメインの理由かと思いますが、
英検取得は他にも様々なメリットがあります。
そこで、英検の取得理由について話したいと思います。
特にお伝えしたいのが、入試においての活用法です。
まずは高校受験。
ですが、これといって活用できる点は多くないように思います。
もちろん、英語の勉強になるから学校のテストの点数があがる。ことはあります。
ただ、公立高校入試において英検〇級を取得しているから優遇されることはまずありません。
(私立大学入試では英検3級以上はで〇点加点することはあります。)
英検を最も活用できるシーンは大学受験です!!!
1. 出願資格
多くの大学では、英語検定の級やスコアを出願資格の一部として認めています。
例)早稲田大学の文化構想学部や文学部では、英検CSEスコア各技能で500点以上、総合スコアで2200点以上が必要です。
このようなスコアをクリアすることで、出願の要件を満たすことができます。
2. 得点換算
一部の大学では、英検のスコアが大学入学共通テストや個別試験の得点に換算される制度もあります。たとえば、慶應義塾大学では、CSEスコア2500以上の英検資格を取得していると、入試の英語科目での得点換算が行われます。
例)上智大学では、英検CEFRレベルB2以上のスコアを取得していると、共通テスト利用方式で「みなし得点」として利用可能です。
3. 加点
さらに、英検スコアによる加点制度を設けている大学もあります。
例)早稲田大学の国際教養学部では、英検2級から1級までに応じて+7点から20点までの加点が得られます。
これは、受験生にとって英検取得が大きなアドバンテージとなります。
これらの制度を利用することで、英検の資格が大学受験で大きな助けとなることがわかります。
英検の取得は、特に大学受験において受験生の幅広い選択肢を広げるために有効です。