2023/03/30
汲田真一
英単語の覚え方
どうも、岐南校の汲田真一です。
保護者の面談をしているとよくこんな質問を受けます。
「うちの子どもが全然英単語が覚えられません…」
もっともっと勉強してください、何回も書いて覚えるんです!というのは簡単ですし芸がありません。
そこで以下をおススメしています。
① 音声を聞きながら覚える
中学生、高校生問わず英語の発音を意識したことがあるでしょうか。
そもそも記憶とは体の機能を多く使った方が残りやすいとされています。
例えば、ただ書くだけでは書いている文字を見る「視覚」と手を動かす「触覚」しか使っておりません。
そこに自分で発音する、もしくは発音の音声を聞くを加えると「聴覚」まで使うことができます。
さらに正しい発音を聞きながら学習することでリスニング対策にもなり一石二鳥です。
②語源を覚えてみる
ただ記憶するのではなく単語のストーリーを調べてみると覚えやすいです。
例えばcompanyという単語は大きく二つに分ける事ができます。
com- と-pan-です。
次に説明しますが、com-と言うのは接頭辞で実はこれだけで「一緒に」という意味があります。
さらに-pan-は皆さんご存じのパンです。食べるパンです。
その二つを合わせると「一緒にパンを食べる」です。日本語にも似たようなことわざがあるのをご存じですか?
そう、「同じ釜の飯を食う」ですね。意味は「同じものを食べる事で仲間意識を強く持つこと」です。
強い仲間意識を持っている人たちはどうするでしょう?一緒に働きますよね?
そこから意味が転じて「会社」になりました。
歴史を知っていると思い出しやすいですが、自分で調べていくのは時間がかかりますし受験生にはお勧めしません。
時間に余裕があるうちに調べておきましょう。
③接頭辞、語幹、接尾辞を知る
受験生でも汎用性が高く、時間があるときや覚えにくい単語に出会ったときに使ってほしい方法です。
詳しい話はまた授業でしたいと思います。4月を楽しみに待っていてください。