2024/11/03
永田 創
自分に期待する
こんにちは。
GKの進学塾、高富校講師の永田です。
タイトルをみて、「なんだこれは?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
「自分に期待する」
これはGKの教育理念の一つであり、
我々が勉強を通して生徒に伝えたい想いです。
本日はこの「自分に期待する」とは何なのかをお話ししたいと思います。
①失敗
社会にでると失敗に出くわします。
それも理不尽な失敗です。
上司や部下の間に挟まれる、同僚にミスを押し付けられる、
どちらの上司の意見をきけばいいのか分からない…。(私のGKでの体験ではありませんので悪しからず(^^♪))
こういった理不尽な失敗が待ち構える社会では心のエネルギーをいつの間にか奪われてしまい、
挑戦することに怯える人間ができあがる、そんな構造が少なからず存在しています。
②希望
そして、その理不尽な失敗を繰り返す中で自分の中で「挑戦する勇気」が小さくしぼみ、
いつしか新しいことに一歩踏み出せない、そんな毎日を過ごすことになります。
それを続けることでどんな考えが浮かぶのか?
「つまらない」です。
「慣れ」ってありますよね。慣れることは良いことでもありますが、面白みが薄くなったという意味でもあります。
では、どうすればそんな状態から抜け出せるのか?
それが「自分に期待すること」なのです。
・自分ならやれる
・たまたま今回失敗しただけさ
・きっといい未来が待っている
・まだままだ頑張れる
そうやって自分に期待することで、新しい日々が始まり、希望に満ちた時間を過ごすことに繋がっていけます。
でも、「そんな風に考えられない」という人が大半です。
③思い出
そんなネガティブな自分が顔を出した時には「思い出」という言葉を思い出してください。
これからの人生、良いことも悪いことも起きます。
でも、全部が思い出に変わるんです。
部活で負けたことも、テストで悪い点をとったことも、
高いで勝ったことも、数学の点数が上がったことも。
全て思い出に変わっていきます。
時間が経てば「あんなこともあったなぁ。」と心にジーンとくる思い出に変わってくれるのです。
じゃあ、失敗してもよくないですか?
毎日をこなすだけの日々より、自分に期待し、挑戦し、良いことが起きても悪いことが起きてもよくないでしょうか。
子供たちには充実した人生を送ってほしいと考えています。
それは決して失敗しない人生ではありません。
酸いも甘いも含めて充実した人生を送ってほしいのです。
そのために、この「自分に期待する」という言葉がきっと役に立つはずです。