2020/12/23
山内 祐太朗
緊張、不安に負けない準備
こんにちは、高富校の山内です。
今回のブログは
・緊張してテストで実力が発揮できないという中学校1年生
・入試前で不安いっぱいの高校3年生、中学3年生
に対しての内容になっています!
GKの進学塾が受験に強いと言われていますが、当日の子どもたちの気持ちも汲み取っていることも一つの理由です。
是非、じっくりと読んでいってください!
さて、対処法の前にそもそもなんで緊張するのか?ということを考えてみましょう。
恐らく、
「努力したから結果が出てほしい」
「難しい問題が出たらどうしよう」
「理由はあまりないけど、不安だし、ドキドキする」
という感じだと思います。
そこで、僕たち講師陣が思うのは「性格」と「考え方」と「予測」が大切だと思っています。
よくわからないですよね。
解説していきます。
性格
恐らく、緊張や不安の理由で一番多いのは3番めの「理由はないけど緊張と不安がある」だと思います。
読んでいるお父さん、お母さんも人前で話をするなどというときに
「20人くらいの人がいて、自分は準備をしてきたけど、それでも〇〇が起こったり、〇〇というふうに取られたり・・・」
などなど正確自分の緊張を説明できる人はいないと思います。
子供も一緒です。
じゃあ、緊張と不安の正体はというと僕は「性格」だと思っています。
緊張する子もいれば、しない子もいます。その程度は性格によるものです。
性格ってなくすことできないですよね。
だから自分で自分を認めてあげてください。
「これだけやってきた。後はやるだけ」
「校舎オープンを乗り越えた自分はすごい」
「GKで受験期間を精一杯やった自分はすごい」
【一生懸命やったから不安だし、緊張しているんだ】と誇りに思ってもらえたらと思います。
考え方
これは、「結果が出てほしい」「難しい問題が出たらどうしよう」という子に必要だと思います。
結果が出てほしいと願うのは当然の感情です。
だから持って良いんです。
僕がみんなに思っていることは「その子の実力が出れば良い」です。
多くの子は「自分の実力以上の結果」を望みます。
だけど、それを望むといつもと違うことを行い、結果が出にくくなってしまいます。
難しい問題がでても良いんです。
それはみんなにとっても難しいです。
だからその問題は解けなくても、実力が出れば合格します。
実力以上が出なければ合格しないところに送り込むような進路指導をしていません。
大丈夫!
とにかく、「自分の実力がでれば良い」という考え方で試験に挑みましょう!
予測
さて、ここが一番大切です。
高校入試であれば2限目の数学
大学入試であれば起こりうるアクシデントです。
高校入試は数学が一番難しいです。平均点はなんと40点台のことも多々あります。
つまり、ここでのメンタルがやられてしまわないことが大切です。
また、大学入試であればアクシデントです。
よくあるのは【数ⅠA】をやらなければいけないのに、【数Ⅰ】を解いていることです。
これは子どもたちは予測しづらいです。なぜなら初めての入試だからです。
僕たち講師陣は違います。
だからこそ、どのようなことが起こりうるか、何を失敗しちゃだめなのかなどを丁寧に子どもたちに伝えています。
本番、彼らの「実力どおりの力」が出るように冬期講習で細かな予測を伝えていきます。