2021/11/14
永田 創
暗記の仕組み
こんにちは。
GKの進学塾・岐南校講師の永田です。
勉強。
それを占める「暗記」の重要性は言わずもがなですね。
しかし、闇雲に暗記をしていてはもったいない。
暗記にはポイントがあります。
本日は暗記のポイントについて話をしたいと思います。
ポイントは二つあります。
①「覚えたあとに気を配る」
②「頻度」
①「覚えたあとに気を配る」
よく言われることですが、新しい情報はまず短期記憶として保存されます。
つまり数秒~数分しか維持できないという訳です。
そこから海馬へ到達し、大脳皮質へ入り、長期記憶として脳内に保存されます。
長期記憶まで到達しない場合、それは覚えていないと同義です。
「勉強したのに思い出せない。」それでは「努力が無駄だった。」という気持ちにもなってしまいます。
しかしそれは努力が無駄だったのではなく、勉強方法が間違っていただけです。
長期記憶へと移行させるために、定着させる時間を設けていないだけなのです。
②「頻度」
頻度とは、言い換えればそれに触れ合う回数の事を言います。
例えば、abstractという言葉を覚えるときに、
10分かけて1回覚えるよりも、1分で覚える作業を10回繰り返した方が覚えやすくなります。
つまり、目に触れる回数が多いほど知識は定着しやすい、脳はそういった構造をしています。
せっかくのテスト期間、暗記に膨大な時間を割くと思います。
「あの努力は無駄だったのか。」
そんな事態に陥ることの内容、暗記の仕組みを理解しておきましょ!