2021/05/15
吉田 一平
知らないと損をする子育て費用のポイント②
今回は前回のブログに引き続き、子育て費用というテーマでお話をさせていただきます。
前回のブログの続きになりますので、まだご覧になっていない方はぜひご覧ください。
前回のブログの最後には、高校や大学はモノと違って、高い物=価値の高い物ではないというお話で終わりました。
高校や大学は人によって行く価値が変わってきます。
その子が将来どんな職業に就きたいのか、どんな高校生活や大学生活を送りたいのか、などなど、自分の目標によって行く価値がある学校であるのかそうでないのかが変わってきます。
目標が定まっていないのに、名前だけで大学を決めてしまっては、払わなくても良いお金を払ってしまうこともあります。
例えば看護師になりたいとしましょう。
看護師になるためには、もちろん国家試験に合格する必要があります。
国家試験に合格するためには、必ずしもレベルの高い(偏差値の高い)大学に行かなければならないのでしょうか?
そうではないと思います。
岐阜であれば、岐阜大学や岐阜県立看護大学などは比較的レベルの高い大学ですが、そうでなくても看護師にはなれます。
では、そういった大学に行くメリットは何かと言えば、保健師になりやすいことや就職(病院)との繋がりが強い、報告書の書き方を細かく学べるなどです。
そういったメリット・デメリットを理解した上で進学をしなければもったいないお金を払ってしまうことになります。
下の表は、岐阜県内の看護系大学の学費です。※2020年度入試の情報です
同じ看護系大学でも、かかる費用が全く違うことがわかると思います。
その子の将来にとって、どんなお金のかけ方が1番なのかを考えることも進路選びで重要です。
6月末からは保護者面談を開始します。
わからないことがあればいつでも聞いてくださいね!
国公立に行くのか、私立に行くのかでかかる費用が変わるということがわかりました。
そして、高校や大学は自分の将来に沿って決めなければ、無駄なお金を払ってしまうこともわかりました。
ただし、だからといって、かかる費用がゼロになるわけではありません。
無駄なお金を削ったとしても、それなりにお金はかかってしまいます。
そこで、活用されるのが奨学金です。
特に大学入学の際には、ほとんどの学生が奨学金を使って大学に通っています。
次回は、その奨学金についてのお話をしていきますね(^-^)
次回につづく・・・