2017/10/03
山内 祐太朗
泣く
こんにちは、蘇原校の山内です。
先日、授業の前に特大確認テストを実施いたしました。
大きな範囲からの出題だったので、1ミスまではOKのテストです。
その学年、全員が合格をしたのですが、ある一人の子が泣いていました。
授業後に話しを聞いてみると
「1つ間違えてしまい、とにかく悔しく、泣いてしまいました。」と言っていました。
その子自体、確認テストは合格でした。
「努力をしたのに」「なんでできないんだという憤り」からの涙だと思います。
私は彼女の「基準」がすごいなと思います。
普通であれば、確認テストが合格なので喜ぶところですが、
それは人(私)が決めた基準です。
そうではなく、彼女はいつも自分で満点を取っていくと基準を決め、
その自分が決めた基準に対して、シビアにやっていく。
そんなことは大人でも難しく、私もなかなか難しいなと思うところです。
「人は関係ない」私の好きな言葉の一つです。
他人の評価に右往左往するのではなく、本当の意味で自分が頑張ったか、頑張っていないかで自分を評価していく。
この2年間、中学生の本科コースの7割は進学校に進む所謂、レベルが高いと言われてきましたが、
そんなことが大切なのではなく、新規開校から3年目の蘇原校、こういった心持の生徒をどんどんと増やしていきたいなと思う一つの事象でした。
勉強になりました。ありがとう。