2020/07/19
永田 創
法学部
こんにちは。
GKの進学塾・高富校講師の永田です。
先日、文系の高校3年生と大学の学部について話をしていました。
文学部、経済学部、経営学部、新理学部、法学部、外国語学部、などなど、
学部ってたくさんあるので選ぶのが大変ですよね。
この学部に行けばどんな就職先があるのか?
この学部だと、何が学べるのか?
色々と考えるけれども、結局のところ何を基準に決めたらいいか分からない。
受験生の悩みの一つだと思います。
理系でいえば、職業まで見越して学部を選択する必要があります。
学部によって学べる専門知識が違っているので、
大学で学んだ知識と関係の深い会社に就職する可能性が高いのが理系です。
しかし、文系はというとそうでもありません。
むしろ、大学で専攻していた学部と全く関係のない会社に就職する人の方が多いと思います。
現に私も南山大学の法学部を卒業しましたが、
銀行に入り、そして今はGKの塾講師として働いております。
私の刑法・民法の知識をお披露目する機会は全くありません(笑)
文系大学でいえば、大学の学部で将来の仕事が絞られるという可能性は低いです。
例えば公認会計士になった人の多くは経済学部・経営学部といった学部卒の割合が比較的高いですが、
法学部や理数系学部といった様々な学部出身者も合格しております。
もともと、経済・経営学部に通っている人に公認会計士を目指している人の割合が多いからこの結果になっているとも言えます。
ただし、そうはいっても弁護士になりたい人はやはり法学部に、
CAや翻訳家になりたい人はそもそも外国語大学を目指したり国際系・外国語系の学部・学科をえらんでおいた方が、
勉強する内容が将来につながっているので大学に通う熱意も変わってくるはずです。
結論を言うと、文系で学部を迷っている生徒は「興味のある分野」で決めればOKです。
私は偏差値で学部を選ぶということをしてしまったため、大学4年間は興味のない憲法・刑法・民法・刑事訴訟法・民事訴訟法 etc…
の話を聞き、そのテストを受け、そのレポートを書くというく苦行を行う羽目となりなした。(いや、面白いと感じるものもありましたよ 笑)
生徒には同じ過ちを歩んで欲しくないということで、
学部に迷っている人は、一度、学部・学科のまとめサイトを自分で見てみるのがお勧めです。
そこで、必ず得られるもの、興味を惹かれるものがあるはずです。
高校3年生だけとは言わず、高校1・2年生の生徒にも勉強の合間にちょこっとのぞいてみるだけでも、
将来への期待感が高まると思います(^^♪