2023/05/23
山内 祐太朗
楽をするには
こんにちは、鵜沼校の山内です。
本日は「楽」をするためには?というテーマでお届けします。
「楽」というと聞こえが悪く感じる人も多いと思います。
・めんどくさいから勉強しない
・やる気が起きないから何もしたくない
人間誰しもこういうときはありますよね!
だからたまには「休憩」「遊び」は大切です。
ただ、私の中ではこれは「楽」をしているとはいいません。
私の中での楽は
「壁から逃げない」ということが楽をするための唯一の方法だと思います。
ん?壁から逃げないって、むしろ苦しい方じゃない?と感じた人のほうが多いと思います。
具体例を出しますね。
✔航空会社の絶え間ない努力
例えば、
飛行機の事故の確率ってご存知ですか?
実は500万回に1回と言われています。
500万回しても1ミス起きないってすごいですよね。
でも昔は違いました。
事故が多発していた時代もあります。
航空会社がその事故を「しょうがないこと」とすることもできました。
一方で、彼らは事故前の「操作のデータ」「音声データ」を必ず取得し、全てにカイゼンをしました。
スイッチひとつにしても
「AというスイッチとBというスイッチが似ているから事故が起きる」
とカイゼンをしてきたらしいです。
このカイゼンをしなければ、
・今みたいにいつでも海外に行ける。
・すぐに海外の製品が届く。
などは実現せず、まだまだ私達は不便な生活を送っていたはずです。
お伝えしたいことは
壁から逃げず、先にカイゼンを頑張ってきた結果、今ではフライトに関しては心配を抱えず
「楽」をして航空会社が運営できるということです。
今、Youtubeなどでいくつかチャンネルでは
「日本は経済的に落ちていくばかりだから努力しても無駄」
という感じで語られることもありますが、
個人的には「う~ん」と思うことが多いです。
壁を超えると楽をできることはたくさんあるからです。
職業科(工業科、商業科)の子どもたちは
勉強を頑張ることで推薦という手を使って、ときに進学校よりも偏差値が上の大学に行けることも多々あります。
頑張った子は最終的に自分の進みたい就職先にいけることがほとんどです。
私としては、子どもたちには
壁から逃げず、何度でもぶつかっていく勇気を教えていきたいです。
そして、ぶつかるとたまに怪我をすることもあります。
その時は一緒になって二人三脚でぶつかっていくような、そんな教育をしていきます。