2023/03/11
松波 佳孝
春ですねぇ
いよいよ桜も満開ですかね。
写真は、昨年の「GKの高齢者ハウス すいせん」の桜ですが、今年ももうすぐ桜が見られますね。
コロナ禍でなかなかお花見も出来ませんでしたが、今年は解禁ですかね。
さて、桜の花を見て、私が思い出すのが、次の歌です。(一応、塾の先生なので・・・)
「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」
古今和歌集の在原業平という人が歌った和歌です。簡単に訳すと、「この世に桜の花がなければ春を迎える人の心は穏やかでいられるのに」
「桜の季節は何かとドキドキすることがあるよね。」
という意味です。しかし、この歌には、「本当は、美しい桜の花よ、散らないでおくれ」という裏の意味があります。
古典はこういった裏の意味を読み取ることが大事です。
新高校1年生は、「サキドリ講座」で古典の勉強を始めています。古典の基礎を勉強することで、これからこういった和歌の意味も分かるようになってきます。
そうなると、古典は俄然面白くなってきます。生徒が古典を好きになってくれるといいなと思いながら指導しています。
今年度もいよいよ終わりです。新学期に向けての準備を始めていきましょう!!!