2019/06/08
山内 祐太朗
文理選択
こんにちは、高富校の山内です!
高校生になると国語、英語、社会などを多く勉強する文系か数学、理科などを多く勉強する理系に進むかの選択をしなくてはいけません。
「数学が得意だから理系に進む!」
「社会が苦手だから理系へ!」
「英語が好きだから文系!」
以上は文理選択を失敗する典型的な例です。
ではどのように考える必要があるの!?
どのようなことを知っておく必要があるの!?というお話しですが、
まずは「進路」です。
理系に進む生徒は「工学、医療(文系でも行けるものもあり)」といった理系じゃないと入れない夢に関しては
必ず理系へ進まなくてはいけません。だからこそ、英語が得意だからと文系を選択すると後悔をします。
ちなみに余談ですが、工業系、心理系、薬学部、医学部、歯学部などは6年間大学ないし大学院に進むのが大半になりますので、それも年頭に置いておかなければいけないことです。
次に知っておくべきことは「勉強量」になります。
肌感覚ではありますが、理系は文系の2倍ほど学ばなければいけないことが多いです。
実際、文系は2年生の冬には全ての勉強が終わり、あとは復習をしていくことになります。
一方で理系は3年生も「数Ⅲ」「理科科目」など新しいことも習いつつ復習をしなくてはいけません。
理系へ進む人は、「大変な道だけど負けずに頑張るぞ!」という覚悟を持って進んでください!
最後に「理系から文系には変わることができるから!!」と思っている方もいますが、
学校のクラスが文系のクラスに変更となることはありません。つまり、学校の授業は数Ⅲなどが行われるため、
受験には関係のない科目を学校で行わなくてはならないというかなりの無駄が生じます。
受験生にとって一番大事なものが「勉強する時間の確保」です。1日の大半を学校で過ごす子供たちにとってその時間が潰れるというのは大きな損失となります。
ということで、まだまだ考えることはたくさんありますが、大きく考えるとこの3つが大切なことです。
GKの進学塾では、文理選択について4月の終わりから少しずつ話をし、そして、一人ひとりともがっつりと話しをしてきました。
上記のような写真の笑顔が「知らなかった・・・」と崩れないよう、話をしてきましたが、子供たちからは「学校では結構何も考えてない子が多いよ・・・」という話しを聞くことも少なくありませんが、このブログをきっかけにきちんと考えてくれる人が増えるといいなと思っています(*^^*)