2021/04/25
吉田 一平
教科書が変わって〇〇が難しくなる
ご存知の方も多いかと思いますが、中学生の教科書が改訂となりました。
それによって格段に難しくなった教科があります。
それは、英語です。
特に中学1年生の英語は、塾講師の我々から見ても、今までの英語とはレベルが違います。
教科書の本文を少し見比べてみましょう!
下の文章は、中学1年生の1番最初に習う本文です。
【改訂前】
Kumi : Hello, I am Tanaka Kumi.
Paul : Excuse me?
Kumi : Kumi. K – U – M – I.
Paul : Kumi. I am Paul. paul Green.
Kumi : Nice to meet you, Paul.
Paul : Nice to meet you too, Kumi.
【改訂後】
Hello, everyone.
I’m Margaret Brown.
Call me Meg.
I’m from Australia.
I’m twelve.
I like Japanese food.
I love sushi.
I often drink green tea, too.
学ぶ単語の量やそもそもの文章量も全く違うことがわかります。
また、もっと難しいのが、改定後の場合は1つの文章にたくさんの文法が入っているという点です。
改訂前の場合は、1つの文章に1つの文法という形でゆっくり丁寧に学習できましたが、改定後はそうはいきません。
簡単に言えば、学ぶスピードが速くなったということです。
ここからわかることは、「すぐに差がつく」ということです。
中学校はどんどん先に進んでしまうため、一度わからなくなってしまえば、どんどん置いてけぼりになってしまいます。
知らない間に教育現場は変わっていきます。
中3になってから、「知らなかった」とならないように、今のうちから勉強を始めていきましょうね!