2021/01/07
村瀬 功
当たり前のレベルを上げる
勉強は塾の前、テストの前だけすればいい
こう思っている中2の子は多くいます。
親「宿題やったの?」
子「やったー」
親「全然やってるとこ見てないけど」
子「・・・」
私もこんな男の子でした。
これでは、現状維持が精いっぱい。
テスト範囲の広さや、難しさそのままの結果となり、
点数は右肩下がりです。
そんな子が点数を上げるためには、
今の習慣をガラッと変えることです。
自分で考えて行動を起こすことが苦手な現代っ子
生徒を教えていて、
言われたことをやればいいんでしょ!
という感覚で宿題を出す生徒がいますが、
これも点数が上がりにくい勉強の仕方をしています。
間違えたところ赤で直すことが答え合わせになっていませんか?
なんでこの解答になったか?
なんでこの解答ができなかったか?
覚えるだけか?
解法が理解できているか?
どれだけ自分で自分の解答に対して
次やるときに正解になること
を意識できているかが、
同じ勉強時間でも、点数の違いとなって現れます。
褒める、叱る、認めるが無いと元に戻る
人間には、ホメオスタシスといって
常に一定であろうとする機能があります。
それは、勉強に対するメンタルも同じです。
今日は頑張ろうと思っていたのに、
明日にはもう続かない。
1週間続いたかなと思ったら、
もう辞めてしまった。
これは当たり前だと思ってください。
だから、その子が元に戻る前に
褒める、叱る、認めることで
気持ちに変化を持たせると
気持ちは長続きします。