2022/10/29
永田 創
平均点30点の意味
こんにちは。
GKの進学塾・高富校講師の永田です。
中学生はついこの間、定期テストが終わったのに
またすぐに後期中間テストがやってくる…(;_:)
といった心境ではないでしょうか??
この中3はそれに加えて外部模試も入ってくるので、本当に大忙しです。
生徒たちをみていて、よく頑張っているなと感心しております。
次のテストに向かう前に、前回のテストについて少しお話したいと思います。
ある中学校で数学の平均点が30点台だったということが少し話題になりました。
「難しすぎる!」
という声をよく聞きましたが、実は岐阜県の公立高校入試の平均点は40点台のときもありますので
本番並みだったと考えることもできます。
確かに難易度は高かったかもしれませんが、
ここから学ぶことは受験に大きな意味があります。
例えば、この平均点のレベルでも60点台や70点台、もちろんそれ以上を取っている人は
数学で差をつけれる、数学を武器として考えることができます。
平均点に近づいてしまった人は、基本問題で取りこぼしがないかを確認しましょう。
平均点が低いテストでは応用問題のレベルが高いという傾向はありますが、
必ず解答できる基本問題が存在します。
このようなテストでは平均点に集まりやすい傾向がありますので、その分、とれたはずの問題を取りこぼすのはダメージが大きいです。
そしてもう一つ考えておくべきことは、記述問題と英語です。
数学で差をつけられないのであれば、それ以外について考えましょう。
すると、他の人と点差が付きやすいのは各科目の文章問題と英語です。
ここに注力することで、逆に自分の優位性を確保する必要があります。
ただ「難しいテストだったな。」で終わらせるのではなく、
そこから受験に合格するというゴールを見据えた考えを持っていきましょう!!!