2021/10/25
吉田 一平
小学6年生の子たちへ
10月も残す所あとわずかとなりました。
中学生本科コースの新規ご入塾は今月末を持って締切とさせていただきます。
11月以降は既存の生徒様に全力を注いで参りますので、何かありましたらお気軽にご連絡ください。
さて、今回は小学6年生に関する内容です。
あっという間に10月も終了となり、新学年まで半年を切るところとなりました。
「次の学年のことなんてまだ考えなくて良いでしょ!」
と思われるかもしれませんが、小学6年生については早すぎるということはないと思います。
その理由は、中学校という新しい環境への準備が必要だからです。
今年度より中学生の教科書が改訂されたことはご存知の方も多いと思います。
個人的に、新しい学習内容をここまで経験してきて感じることは、「英語がとにかく難しい」ということです。
おそらく学校の先生も指導の仕方に戸惑っているのではないかと思うほどの内容です。
何が難しいのかというと、
①単語量が莫大に増えた
②1年で学ぶ文法量が増えたため、1単元あたりのスピードが速い
という2点だと思います。
特に②については、生徒たちが追い付かないほどのスピードで学校の授業は進んでいきます。
これまで高校の内容とされてきた部分が、中学校に導入されたこともあり、とても大変な量になっています。
そのような中で最も身に染みて感じることは、
「小学校のうちにどれだけ英語を勉強したかが、圧倒的な差を生む」ということです。
正直、中学校に入学してから0から英語を学んでいては、周りに追いつかない可能性が高いです。
そういった意味で、今からでも英語の準備をしておきましょう!
特にがんばってほしいのは、「英語を書く」ということです。
小学生のうちは、聞く・話すがメインの授業であり、書くということに慣れていません。
しかし、中学校の定期テストは、当たりまえですが、書けなければ点数をもらえません。
「英単語が覚えられません・・・」
という子は多くいると思いますが、それは単に訓練をしてきていないだけです。
小学6年生の今のうちから、英語を書いて覚えるという練習だけはしておくことで、中学校に入ってからの楽さが違います。
小学6年生の子たちは、ぜひ中学校の準備を今からコツコツがんばっていきましょうね!