2024/06/02
吉田 一平
小学生から進学校を目指す
今回は「小学生から進学校を目指すために今やっておきたい3つのこと」というお話です!
まず1つ目に「英語は書けないと意味がない」というお話です。
みなさんは小学校で学ぶ英単語はいくつあるか知っていますか?
小学生でも英語の授業が始まり、小学校のうちに600~700語覚えるというのが学習指導要領になっています。
つまり、小学校を卒業する頃には600~700個の英単語は完璧だという前提で中学校の授業も組み立てられています。
ではその単語は何をもって完璧なのか。もちろん、「書ける」ということです。
中学校のテストは中学1年生の最初のテストから全て書くテストになっています。
自分で英単語を各部分が大半を占めています。
このテストが実施されるのが中1の6月です。つまり、入学後2か月もすればこのテストが実施されます。
小学校のうちに英語を書く練習をしてこなかった子が、果たして2か月でこれほどまでに英単語を書けるようになるでしょうか。
今小学生だという子はぜひ少しずつでも、「英語を書く」という練習を積み重ねてみてください。
2つ目に「計算だけでは進学校には行けない」というお話です。
岐阜県の入試平均点をご覧になったことはあるでしょうか?
それを見れば一目瞭然ですが、数学の平均点だけ低いのがわかります。
これは岐阜県の入試の特徴で、国語・理科・社会は比較的平均点が高い傾向にありますが、数学は特に難しく問題作成がされています。
これだけ平均点が低い理由は、計算ではなんともならない問題が多いからです。
問題内容も文章問題がほとんどで「読み取り」ができなければ解けない問題が多くあります。
もちろん、計算は早くできた方が良いですが、進学校に行きたいということであれば、文章問題の壁も越えなければなりません。
小学校の教科書の問題にとどまらず、市販の問題集などで見たことのない形式の文章問題に触れておくことをおすすめします。
最後に「賢い子の共通点はスケジューリングができる」ということで
これは完全に私の肌感覚ではありますが、スケジューリングができる子はうまく学習を進められる子だと思っています。
例えば、3週間後にテストがあるから今は〇〇を勉強して、1週間後には〇〇をしておかなければならないなど、
自分で計画を立てられる子が多い気がします。
小学生のうちからそれができないまでも、そういったクセをつけることはできると思います。
例えば、1日のうち何時から何時までは宿題をやる、朝は何時に起きて〇〇をするなどのクセづけはその先に大いに役立ちます。
このクセづけは絶対に早いうちからの方が良いです。
今なかなかできていないという子は明日からルールを決めて実行してみてはいかがでしょうか。
今小学生の子は、ぜひ3つを意識して生活してみてくださいね!