2025/09/06
鵜沼校
山内 祐太朗
中学生向け
家で全く勉強しない中学生に親ができる3つのサポート

こんにちは、GKの進学塾鵜沼校の山内です。
各務原で中学生の指導をしていると、保護者の方からこんな声を本当によくいただきます。
「うちの子、家で全然勉強しないんです…」
「机には向かうけど、すぐにスマホを触ってしまって…」
「テスト前ですらやらないのは大丈夫なんでしょうか?」
親としては心配になりますよね。
ですが、この「勉強しない」には理由があります。
実際のところ、子ども自身が「勉強したくない」と思っているというよりも、環境やきっかけが整っていないことが原因であるケースが大半です。
今回は、そんな「家で全く勉強しない中学生」に対して、親ができる3つのサポート方法を紹介します。
どれもすぐに始められる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
① 勉強する“きっかけ”を用意する
中学生が家で勉強しない最大の理由は、始めるきっかけがないことです。
たとえば、大人でも「運動しよう」と思っても最初の一歩が重たいですよね。
勉強も同じで、「1時間机に座りなさい」と言われると、それだけで気持ちが萎えてしまいます。
そこで親ができるのは、勉強のハードルを下げることです。
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「まず5分だけでいいから」
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「このプリント1枚だけ解こう」
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「漢字10個だけ見てからお風呂にしよう」
こうした声かけは「やれそう」と思わせるきっかけになります。
そして一度机に向かうと、不思議とそのまま20分、30分続くこともよくあります。
塾でもよく「まずは10分だけ」と声をかけますが、これは習慣づけのためにとても有効です。
② 成果ではなく“行動”を認めてあげる
親御さんがよくやりがちなミスは、「テストの点数が上がったら褒める」というスタイルです。
もちろん成果を喜ぶのも大事ですが、それだけだと子どもは「頑張ってもすぐに成果は出ない」と落ち込みやすいんです。
大切なのは、成果よりも行動を評価することです。
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「今日は自分からノートを開いたね」
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「10分でもやれたのはすごいよ」
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「昨日よりも集中してたね」
このように声をかけることで、子どもは「行動したこと自体に意味がある」と感じ、勉強へのハードルが下がります。
特に中学生は思春期で、否定されると反発することが多いので、肯定する声かけが効果的です。
塾で点数を上げられる子は、家庭でも「ちょっとした努力を認めてもらえる」環境にいることが多いです。
③ 勉強できる環境を整える
「家で勉強しない」のは、必ずしも“やる気”の問題とは限りません。
実は環境が悪くて集中できないケースもよくあります。
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リビングでテレビがついている
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勉強机の上が散らかっている
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スマホが手元にある
この状態では、大人でも集中は難しいですよね。
環境を整えるための具体的な工夫はこうです。
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スマホは親が預かる or リビングに置いておく
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「宿題は食卓で」など、場所を決めてやらせる
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図書館や塾の自習室を利用する
塾の自習室が良い理由は、「周りも勉強している」空気感があるからです。
子どもは意外と環境に流されやすいもの。勉強しやすい場所に身を置くだけで集中力は格段に変わります。
まとめ|“勉強しなさい”より“環境を整える”
家で勉強しない中学生に対して、親ができるサポートは次の3つです。
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小さなきっかけをつくる
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成果ではなく行動を認める
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勉強できる環境を整える
強く叱るよりも、「始めやすくする」「やったことを褒める」「環境を変える」というサポートが、勉強習慣づくりにはずっと効果的です。
そして、こうした工夫を積み重ねることで、子どもは少しずつ「自分からやる」姿勢を身につけていきます。
GKの進学塾では
GKの進学塾では、家庭で勉強できない子でも習慣が身につく仕組みを整えています。
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一人ひとりに合わせたカリキュラムで、自分に合った学習内容を進められる
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校舎オープン制度で「強制的に勉強する時間」を確保できる
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講師が一人ひとりに声をかける対応で、やる気を引き出す
こうした取り組みにより、
「家では全くやらなかった子が、勉強習慣を身につけて定期テストで点数アップ」
という事例が続出しています。
「うちの子、本当に勉強しないんです…」と悩んでいる保護者の方こそ、一度ご相談いただければと思います。
