2024/06/23
永田 創
定期テスト315点→424点にUP。ここから何を考える?
こんにちは。
GKの進学塾、高富校講師の永田です。
前期中間テストの答案用紙が返却され、自分の点数を把握できる学校がほとんどだと思います。
そんな中、印象的だったのはタイトルにもあるように315点から424点に点数を上げた生徒です。
この生徒はテストの3か月前から私と一緒に勉強をしていました。
通常の授業以外に宿題を解き、
中1の英単語をすべて覚えなおし、
何度も質問を繰り返し、
なかなかハードな3ヶ月だったと思います。
その甲斐もあってか100点以上も点数が上がり本人も満面の笑みでした。
しかし、私は逆の可能性もあるなと考えてこの3か月間、指導に当たっていました。
逆の可能性とは「点数が上がらないこと」です。
苦手分野ばかりが出る。
体調が整っていない。
平均点が極端に低いテストが出る。
などなど、点数が伸びにくいケースも考えれば幾つも出てきます。
本人の努力とは関係なしに、理不尽にもうまくいかないことが発生しても不思議ではありません。
人生もそうですよね。
この生徒の本当に褒めるべきは点数が上がったことよりも、前回のテストで挫けなかったことです。
前回のテストで私が注意したことを改善したことです。
どこで自分の芽が出るか分かりません。
そしてその芽が出るタイミングは人によって、環境によって、時によって変わります。
一番大切なのは成功不成功ではなく、成功に向かってどう進めたかです。
トライ&エラーなんです。
今回のテストで残念ながら全生徒が笑顔になれたわけではありません。
でも私は付き合います。
全ての生徒が笑えるように付き合います。
それが私のできることです。